3月13日、WBC世界スーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とWBA世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の再戦が8年の歳月を経て実現する。今回は、米リング誌パネラーの予想を紹介する。
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エストラーダ勝ち予想が多数
米リング誌パネラーのほとんどがエストラーダ勝ちを予想。ロマゴン勝ちは僅か1人だった。
トム・グレイ氏 エストラーダ 判定
エストラーダ、ロマゴン、両方のチャンピオンを尊敬してるので、どちらが勝つのか選択する気にはなれないね。第1戦は接戦で見応えがありタイミング的にはゴンサレスがあっていた。再戦もアクションが多い接戦になることが予想される。このタイミングではエストラーダが有利だと思う。
アンソン・ウェインライト氏 ロマゴン判定
数年越しの再戦は素晴らしい戦いになる。エストラーダ、ロマゴンとも2012年11月の第1戦から大きく変わっている。ロマゴンはPFP(パウンド・フォー・パウンド)首位になり、エストラーダはロマゴンとの初戦から大きく成長し世界最高の1人のファイターとなった。
1年前であれば勝利を掴むのはエストラーダだと思っていたけど、クアドラスとの再戦で大きな負担があった。対してロマゴンはシーサケット戦の痛烈なノックアウト負けの逆境を乗りこえカリ・ヤファイに勝ち復活した。PFPファイター同士のレベルの高い試合になるけど、ロマゴンはオールタイム・ベストの1人。僅差の判定勝ち予想だ
リー・グローブス氏 エストラーダ判定
2020年カムバック・イヤー賞は車の交通事故から復活を遂げたエロール・スペンスが受賞したけど、それがなければロマゴンが受賞していただろうね。彼は、ヤファイに勝ちイスエラエル・ゴンサレスに圧倒的な勝利を飾ったからだ。
エストラーダはロマゴンより経験豊かなファイターで彼はロマゴンとの再戦を目指してきた。彼のリベンジ精神は強力なモチベーションになり勝利への要因になるかもしれない。現時点では、エストラーダが僅かにロマゴンを上回っているのではと思う。
ロン・ボルゲス氏 エストラーダ判定
これは、予想が難しい興味深い再戦だ。33歳になるロマゴンと30歳のエストラーダ。スーパーフライ級で小柄なロマゴンは33歳でアスリートとして低迷する時期でもある。ゴンサレスのほうが優れた時期もあったが、年齢にともないその差は急速に縮まっている。
どちらに転んでもおかしくない戦いになる。パワーよりも若さのアドバンテージがあるエストラーダが序盤の劣勢を挽回して勝利を掴むと予想している。
マーティ・マルケイ氏 エストラーダ判定
ロマゴンの潜在的なパワーは大きいと思っている。エストラーダの前進を阻むにはより多くのパンチを投げる必要があるけど、彼はジャブと距離に長けロマゴンの前進を許さないだろう。後半の挽回がジャッジの判定に影響を与えるだろう。
ノーム・フラウエンハイム氏 エストラーダ TKO
Sponsor Linkジュニアフライからスーパーフライ級にあげPFP首位まで上り詰めたロマゴンにとってこの階級は厳しいものだった。エストラーダは身長、リーチでも上回り彼にとってこの階級は快適にみえる。ロマゴンはシーサットに連敗し階級問題が浮き彫りになった。