パッキャオWBA休養王者にライアン・ガルシアとの交渉が浮上

 WBA(世界ボクシング教会)は、ウェルター級スーパー王座につくマニー・パッキャオ(フィリピン)を休養王者とし空いたスーパー王座に正規王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)を昇格することを発表した。パッキャオとビッグ・ファイトが期待されるWBC・IBF世界ウェルター級統一王者エロール・スペンスJr.(米)と急遽、対戦交渉が浮上したライアン・ガルシア(米)の最新情報を追ってみたい。

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スペンスはWBA王者ウガスと3団体統一戦か

 ライバルのWBO王者テレンス・クロフォード(米)戦はまだ実現しそうもないが、他団体王者との統一戦機会が舞い込んできた。名声をあげるうえで人気者のWBAスーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)との統一戦がベストだったが、パッキャオ戦のプラチナ・チケットを手にしたのはライアン・ガルシア(米)だった。

 WBC・IBFを統一するスペンスは、同じPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下ヨルデニス・ウガス(キューバ)がWBAスーパー王者へ昇格したことで次戦、統一戦が有力視される。

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パッキャオはライアン・ガルシア戦が浮上

 マニー・パッキャオ(フィリピン)の相手にGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)傘下の次期スター候補ライアン・ガルシア(米)が浮上し交渉の行方に注目が集まっている。コナー・マクレガー(アイルランド)はダスティン・ポイエーに負けパッキャオの候補リストから消えそうだ。

 コナー・マクレガーが負けた直後で話題作り感も否めなかったが、複数の交渉が同時に進められることは珍しくない。パッキャオは、マクレガーをプランAとし、バックアップ・プランとしてライアン・ガルシアとの交渉を進めていたのだろう。

 2018年9月、ドーピング違反のサスペンドが解除されたカネロ陣営はゲンナデイ・ゴロフキン(カザフスタン)の再戦交渉が再びスタート。ゴロフキン陣営はカネロ以外にビリー・ジョー・サンダース(英)陣営とも交渉を進めていた。交渉はPPV(ペイ・パー・ビュー)の報酬分配をめぐり難航。一時は、交渉決裂と報じられたが何とか締結。ゴロフキンはカネロ再戦交渉が失敗した場合、サンダース陣営と8月に米ロサンゼルスで対戦に向け取引を成立する予定だった。

 パッキャオ、ライアン・ガルシア戦の交渉が明るみとなり、4月、5月という具体的な日程がでてきているが実現には不透明感が漂う。ガルシアと契約するGBPと相反するPBCと契約するパッキャオは、PBCとの契約を1戦残している。ガルシア陣営は大筋合意したと主張するが、決戦地や中継局をどうやってまとめるのだろうか。

 とはいえ、パッキャオ対ガルシアの交渉が進んでいるのは確かだろう。ガルシアはガーボンタ・デービス(米)やWBC王者デヴィン・ヘイニー(米)戦に向かう話もあったが交渉の話はなく、違う方向に向かっている見方があった。

 ガルシアにしてみればパッキャオ戦のオファーを拒否する理由はない。パッキャオは直近キース・サーマン(米)戦から1年以上が経過。42歳となりサビつきが懸念される。巨額のファイト・マネーが保証されるし、トーチを受け取れば一気にスターダムに駆け上がることができる。

 ガルシア戦がまとめるとすれば中東か。何れにせよ、パッキャオは2021年は2試合を臨んでおり、契約寸前でコロナで消滅したテレンス・クロフォード(米)やエロール・スペンスJr.(米)と対戦が期待される。

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