WBO王者フルトン統一戦を熱望有力視されるネリーの評価は

 WBO世界Sバンタム級王者となったスティーブン・フルトン(米)は統一戦を熱望。対抗WBC王者ルイス・ネリー(メキシコ)が有力ターゲットの1人となりそうだ。ネリーはフルトンと同じPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下で合意は難しくない。今回は、2021年1月に更新した米リング誌Sバンタム級ランキングとフルトン、ルイス・ネリーの評価をみてみたい。

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米リング誌Sバンタム級ランキング

 老舗米リング誌ランキングはボクサーを評価するうえで1つの指標となっている。承認団体のランキングはプロモーターの癒着、政治力に関係するため公平とは言えない。リング誌や投票性のESPN(米スポーツ専門チャネル)が独自に選定するランキングはボクサーの評価基準の1つとして参考にされることが多い。

 前回からの変更は、1位だったレイ・バルガス(メキシコ)がWBC王座を返上。フェザー級転向を表明したためランク外となり1位にWBA・IBF世界Sバンタム級統一王者ムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、2位ダニエル・ローマン(米)、WBO王者となったスティーブン・フルトン(米)が3位にランクアップ。新たにライース・アリーム(米)が8位、カルロス・カストロ(米)が10位にランクインを果たした。8位だった亀田和毅は圏外となった。

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スティーブン・フルトンの評価は上昇

 フルトンはアンジェロ・レオ(米)との無敗対決を制し評価をあげている。米リング誌は10位の評価としていたが、ダニエル・ローマン(米)の次点となる3位とした。強豪との対戦が求められていたフルトンはレオとの無敗対決を制したことが評価された。

 岩佐亮佑は4位をキープ、フルトンが岩佐よりランクを上げた理由は、対戦相手の水準だった。米リング誌パネラーは、ジョシュア・グリア(米)、アダム・ロペス(米)に勝ったこと。直近でのパフォーマンスを高く評価した。

 カウンター・パンチャーの印象が強かったフルトンはレオ戦でタフネス、スタミナ、接近戦での強さを新たに証明し強い存在感を示している。前半、レオの前進に圧力を感じるも接近戦でも高い攻防力でレオに対抗しペースを握らせなかった。距離と精度の高いジャブで試合を作り3−0(119−109 2者 118−110)大差判定勝ち。一気にSバンタム級トップ戦線に踊りでた。

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ルイス・ネリーの評価は低迷

 一方、WBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥と対戦を熱望するなど騒がれているネリーの評価は低調だ。米リング誌パネラーのウェイン・ライト氏はネリーをランキング入を提案したが、他のパネラーに却下された。それもそのはず、WBCタイトルを手にしたが格下相手のアラメダ戦は見せ所なくおわり退屈な試合だった。

 トム・グレイ氏は「ネリーはSバンタム級で何も証明していない。彼はアラメダに勝ちWBCタイトルを獲得したけど、タイトル戦にふさわしい相手ではなかった」。と主張。ネリーを評価するウェイン・ライト氏も反論したが、アラメダのキャリアが世界基準に満たないこと。アラメダ戦のパフォーマンスが充分でなかったことでランクインは却下された。

 米リング誌でも見解を示しているとおり、ネリーがランキング入するには次戦有力視されているブランドン・フィゲロア(米)に勝つことが最低条件。フィゲロア戦の記事は、ルイス・ネリー次戦ブランドン・フィゲロア戦が大筋合意こちらの記事をよんでほしい。アラメダ戦の出来だと厳しいと言わざるを得ないが、不利予想が避けられない戦いはネリーのキャリアを左右する重要な一戦になることは間違いない。

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