WBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)は次戦2月27日、マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)を相手に3度目の防衛戦に臨むことが決定した。米フロリダ州マイアミにあるハードロック・スタジアムで挙行されるWBC・WBA世界スーパーミドル級統一王者サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)とアブニ・イユリディンのアンダーカードにセットされる。
Sponsor Linkマルチネスは試合が延期になっていた
当初、2020年8月米オクラホマにあるタルサで開催することが決まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止。その後、12月19日に米テキサス・アラモドームで行われるカネロ対スミスの前座でフランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)戦が合意したものマルチネスが体調不良のため中止となっていた。
中南米対決は好試合が予想できる。スーパーフライ級を視野にいれるマルチネスのテスト・マッチとしても合理的な相手だ。トップアマのアローヨは、フライ級で当時PFP(パウンド・フォー・パウンド)上位だったローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と戦い、スーパーフライ級ではトップレベルと戦ってきている。
フライ級でゴンサレスに判定負けしたが善戦。スーパーフライ級でカルロス・クアドラス(メキシコ)に判定勝ち。そして、井岡一翔と激突し判定負け。その後、再起戦を含め3連勝中。35歳となりピークを過ぎプロでノックアウト負けがないアローヨを仕留めれば実績に繋げることができる。
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