米Athletic記者マイク・クッピンガー氏によると、9月26日米コネチカット州アンキャッスルで行われたShowtime(米ケーブルTV局)が配信したチャーロ兄弟の有料課金PPV(ペイ・パー・ビュー)の購買件数が10万件から12万件に落ち着く見通しであることが分かった。Showtimeが期待する購買件数より大幅に下回った。
Sources: Showtime’s PPV doubleheader featuring the Charlo twins is expected to generate more than 100,000 buys with a chance to top out at 120,000. PPV debut for Jermall and Jermell, and they went up against NBA Conference Final and UFC 253
— Mike Coppinger (@MikeCoppinger) October 2, 2020
12万世帯だとして、PPV価格が74.95ドル、約890万ドル。実際、どのような配分になるか正確にはわからないが、50%が衛星放送の事業者、10%がShowtimeの配分だとして、残り40%の約356万ドル(約3億7572万円)がプロモーターの取り分となる。
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PPVが売れなかった理由
Showtimeスティーブン・エスピノーザ氏は30万世帯に届けば成功とコメントしていたが、厳しい数値になる見方が殆どだった。PPVは、74.95ドルと割高。その日は米国ではメジャー・スポーツのカレッジ・フットボール、NBA、そしてボクシングとはライバル関係にあるUFC253がPPVイベントが開催と競合が多かったことが理由だ。
PPVカードとしてはルイス・ネリ(メキシコ)対アーロン・アラメダ(メキシコ)戦は期待値を下回る凡戦に終わったが、メインのジャーモール・チャーロ対セルゲイ・デレイビャンチェンコ、ジャーメル・チャーロ(米)対セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)戦は白熱した戦いで見たファンは満足だったことは間違いない。
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