ウェルター級ホープの中で最も注目されるジャロン・エニス(米)/26戦全勝24KOが米国現地時間12月12日、米コネチカット州アンキャッスルにあるモヒガン・サン・カジノで、トーマス・デュロルメ(プエルトリコ)と対戦することが決まった。タイトル・マッチへ繋げる重要なステップ・アップ戦となる。
エニス対デュロルメは、WBC世界バンタム級タイトルマッチ、王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)対ノニト・ドネア(フィリピン)のアンダーカードにセット。米ケーブルTV局Showtimeが中継する。
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タイトルに近い男エニス
ウェルター級期待されるホープ、エニスのステップ・アップ戦が決定した。デュロルメ戦をクリアすれば、来年にも世界タイトル挑戦が期待される。ジャロン・エニスの戦績は、こちら。
ジャロン・エニスは、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身の23歳。アマチュアでは大きな実績は残せなかったもの2014年ナショナル・ゴールデングローブス準優勝、2015年ナショナル・ゴルデングローブで優勝している。
2016年プロへ転向。身長178cm、リーチ188cmと恵まれた体格を持ち、スピード、パワーと身体能力が高いエニスはKO率90%、KOを量産し頭角を現していく。直近、アブレウ戦では5ラウンド、右アッパーでダウンを奪い6ラウンドに2度のダウンを奪いTKO勝ちしている。試合レビューは、こちらから。
強豪、タレントが多いウェルター級でタイトルを狙うのは難しい。WBAスーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)戦は現実的ではない。トーマス・デュロルメとWBA暫定タイトルを争い勝利した暫定タイトルを保持するジャマル・ジェームス(米)や正規王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)戦が基本路線の1つだ。
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