井上尚弥IBFダスマリナスとの指名戦が合意したが開催できるのか

 ボクシング・IBF・WBA世界バンタム級統一王者井上尚弥と、IBF指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との指名戦交渉が合意に達した。現地時間、1月12日にIBF本部で予定されていた興行権入札はキャンセル。日本開催で最終調整されているが、新型コロナウイルス(COVDI-19)新規感染者数が減らない首都圏で開催できるだろうか。

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井上対ダスマリナスは開催できるのか

 現状、合意に達したというが予断を許さない状況だ。合意したが首都圏は緊急事態宣言が敷かれ渡航規制が強化されている影響で日程は未定。現在は、欧米で拡大する変異種の影響もあり、例外を除き基本的にビジネスの往来を含め外国人の入国は事実上不可能となっている。

 東京でコロナ新規感染者数は鈍化する傾向はみられず、2月7日までに感染者数がピークアウトしなければ、緊急事態宣言がさらに延長となる公算が高い。渡航規制が緩和されない限りスケジュールさえ立てることが難しい状況に陥る可能性がある。

 現段階では、2020年4月に発出した緊急事態宣言より規制は緩い、延長が決定となればイベントの規制も強まり興行的に難しくなる恐れもある。そして、変異種の拡大状況や新規感染者数によっては入国規制が継続される可能性も高い。

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井上が指名戦に応じた理由

 井上はジェイソン・マロニーに勝ったあと、IBFから指名挑戦者1位マイケル・ダスマリナスとの指名戦を命じられていた。次戦、北米で再び戻ることが期待されていた井上は、IBFタイトル放棄の噂もあり動向に注目が集まっていた。
 
 IBF放棄の噂がもちあがったのは、マイケル・ダスマリナスの知名度だろう。すでにPFP傑作として存在感を高める井上の相手として充分満たす相手とは言い難い。戦績こそ33戦30勝20KO2敗(1KO)だが格下相手。井上を揺るがす脅威的なパワーやスピードといったアビリティがあるわけではない。ビッグ・ファイトを模索したが見つからず、IBFタイトルを保持するため指名戦に応じたというのが流れ、4団体制覇を目指す井上にとってIBFの指名戦消化は宿命なのである。

 ダスマリナスは国際的にも無名で井上が勝ったとしても何ひとつメリットはない。井上を北米で帝拳プロモーションズと共同でプロモートするトップランク社や中継するESPN(米スポーツ専門チャンネル)が首をたてにふるとは思えない。

 仮に米ラスベガスで挙行したとして話題を集めることができるだろうか。トップランク社が交渉テーブルに着くことはなく他のオプションを模索していたが、IBF王座剥奪は免れないと判断し指名戦に応じたのだろう。

 もちろん、では、誰が井上の相手として満たす相手かと言われると、残念ながら肩を並べられるようなライバルは皆無だ。意外性で期待できるのが唯一、WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との統一戦だ。ディフェンスの緩さがあり強打を畳み込まれれば劣勢になる可能性もあるが、アウト・ボックスもできる井上は対抗策も多い。そういった意味でも興味深く2021年実現を期待したいが、一先ずはコロナ新規感染者数減少を祈るばかりだ。

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