WBCロドリゲス対ガバリョ即時再戦を指令バンタム級最新情報

 WBC(世界ボクシング評議会)は、WBC暫定バンタム級王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)とエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に対し即時再戦を命じることを発表した。ロドリゲス陣営は12月19日に行われたガバリョ戦の採点結果を不服としWBCへ即時再戦を求めていた。再戦の経緯と最新のWBC王座の行方、IBFの指名戦を命じられている井上尚弥の情報をみてみよう。

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ガバリョ対ロドリゲス再戦

 判定結果を不服としていたロドリゲスは、WBCへ抗議し再戦を要求。WBCは「委員会で採点結果が妥当かどうか分析とレビューを行った。即時再戦を命じるため交渉期間を与える」と声明を発表。両陣営には30日間の交渉期間をが与えられ合意に達しない場合、興行権は入札となる。

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ロドリゲス勝ちの見方が殆どだった

 レイマート・ガバリョが2−1(116−112、115−113)の判定勝ちを収めたが、ガバリョが勝ったとは言い難い内容で採点結果は物議を醸していた。ガバリョは攻勢にでていたがロドリゲスに有効なクリーン・ヒットを殆ど与えていなかった。一方、ロドリゲスは精度の高いジャブとカウンターをセットし上手く対抗。着実にポイント・メイクしていた。試合レビューは、【結果】エマヌエル・ロドリゲス対レイマート・ガバリョの記事をみてほしい。

 ガバリョは開始ゴングから強打を振ったが、ロドリゲスはフットワークとブロックを使い回避。リングを旋回しながら正確なジャブでガバリョの打ち終わりをコネクト。ガバリョは自慢の強打を空転させられ、後半フラストレーションをためていた。

 参考までに上のCompuBoxのパンチ・スタッツを見てほしい。ロドリゲスのパンチの精度の高さがわかる。パワーショット、ジャブでも的中率はガバリョより上回っている。ラウンド毎をみてもロドリゲスが落としたラウンドは筆者の見立てでは8回のみだった。

 「もっと攻めるべきだったことは事実だけど、その必要はなかった。ガバリョは強打者だ。勝っているのを分かっていて、なぜそのリスクを冒す必要があるんだ」。
 試合後、ロドリゲスはこう語っているが消極的だったことは否めない。ガバリョを揺らしノックアウトのチャンスも見られたが、リスク回避を徹底するロドリゲスのスタイルはマイナスだったと言わざるを得ない。Showtime(米ケーブルTV局)のメインとしては退屈な試合だった。

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WBC王座はどうなるのか

 混沌とするWBC王座の行方はどうなるのか。WBCは、コロナで防衛戦ができず休養王者へスライドしたノルディーヌ・ウバーリ(フランス)を正規王者へ戻した。ウバーリはWBCへ3月に防衛戦を行う見通しであることを通知。WBCは、ウバーリに指名挑戦権があるのは暫定王座ではなくノニト・ドネア(フィリピン)であることを強調している。

 現時点でウバーリはWBCから選択防衛戦を承認され相手は決まっていないがドネアと対戦する可能性もある。ウバーリはドネア戦に臨む意向を示しており、ドネアが新型コロナウイルス(COVID-19)から快復すれば交渉再開の可能性もあるという。

井上はIBF指名防衛戦が合意

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 IBF(国際ボクシング連盟)から、マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と指名戦を命じられていたWBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥は指名戦が合意。3月か4月、日本開催で進められいてるが新型コロナウイルスの新規感染者数がピークアウトしないため、北米で開催する動きもでている。

 首都圏ではここ数日、コロナの新規感染者数が減少傾向にあり緊急事態宣言の効果が出始めている。もちろん、予断は許さない状況だが、このまま減少し政府が目標とする数値に達することができれば、国内開催の兆しも見えてくるかもしれない。

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