DAZNと提携するマッチルーム率いるエディ・ハーン氏が、11月に計画しているWBC世界ライト級王者デヴィン・ヘイニー(米)の防衛戦の相手として、WBC世界フェザー級王者ゲーリー・ラッセルJr.(米)、元ライト世界王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)をあげた。ラッセルは試合枯れの常連、ガンボアはピークを過ぎ何れもミスマッチ感はあるが、ヘイニーの知名度アップには繋がりそうだが。
ヘイニーをプロモートするエディ・ハーン氏は11月7日をターゲットとしている。
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WBCライト級王座決定戦となったアルフレド・サンティアゴ(ドミニカ共和国)戦の内容がイマイチだっただけにインパクトが欲しいヘイニーの対戦候補として2人はもってこいの相手だ。だが、試合枯れのラッセルJr.はDAZNと相反するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約。前回もDAZNのオファーがあったもの合意できなかったこと、2階級アップと締結に向けて課題をクリアできるか懸念事項は多い。
ガーボンタ・デービス(米)と空位のWBAライト級王座を争い、アキレス腱を断裂しながらも最後までデービスに食らいついていたガンボア戦も興味深い。38歳となり峠を過ぎているものアテネ五輪金メダリスト、元世界王者の肩書を持つガンボアを仕留めることができればアピールにつなげることができる。
WBC(世界ボクシング評議会)が正規王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)をフランチャイズ王者へ昇格したことで暫定王座決定戦が正規王者決定戦となったサンティアゴ戦は勝ったもの見せ場は少なかった。試合で肩を負傷したヘイニーは手術を受け長期離脱が確定。WBCは休養王者としていたが、ヘイニーが回復すると正規王者へ戻した。
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