ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が抱えるプロスペクト、15戦全勝全KOのパーフェクト・レコードを誇るバージル・オルティス(米)の次戦が決まりそうだ。米メディアによると、ウェルター級に照準を定めたオルティスは3月28日米カリフォルニア州イングルウッドにあるフォーラムで、サミュエル・バルガス(ベネズエラ)/38戦31勝14KO5敗2KO2NC戦が基本合意。怪我なく勝てば5月2日に予定されているサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の前座が内定しているという。

 相手のサミュエル・バルガスは、エロール・スペンスJr.(米)、ダニー・ガルシア(米)、アミア・カーン(英)といった実力者達には敗戦。ウェルター級2次グループで門番的な存在のルイス・コラーゾ(米)に負けている。今回は、ウェルター級に方針を決めたオルティスの調整役に最適な相手と言える。

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 オルティスはホープの中で期待値の高いボクサーで評価は急上昇している。2019年5月、ベテランのマウリシオ・ヘレーラ(メキシコ)を一歩も寄せ付けずKO、スーパーライト級で王者ホセ・ラミレス(メキシコ)に負けはしたが好試合をしたタフなアントニオ・オロスコ(メキシコ)との地元凱旋試合では、6回でオロスコを仕留めている。
 
 オルティス陣営はスーパーライト級かウェルター級でオルティスのコンディションを含め見極めていたが、ウェルター級に照準を定めた。ベテランをKO、トップコンテンダーもKOしていることで世界挑戦が視野に入るが、ウェルター級選手が枯渇しているGBPがマッチメークできるか懸念される。

 もちろん、GBPと友好関係にあるTopRank社(米有力プロモーター)傘下のWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)へ挑戦するプランもあるだろう。どちらかといえば、地味なオルティスは実力を示したもの地元凱旋試合でも観客は空席が目立った。北米に盤石な基盤があるTopRankやPBC(プレミア・ボクシング・プロモーター)の舞台へ出稼ぎに出るのも選択肢としてありかもしれない。

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