WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)をプロモートするフランク・ウォーレン氏は12月5日、英国で選択防衛戦締結に向け交渉を進めていることを明かした。ウォーレン氏は「タイソンは12月5日に戦う」と述べ、対戦候補にアギト・カバウェル(ドイツ)/20戦13勝無敗をあげている。
まだ、合意してないもの24時間以内にアギト陣営がサインしない場合、フューリーと同じトップランク傘下のカルロス・タカム戦に方針を転換するとしている。フューリーは、トップランク社が共同プロモートしているが、この日、ESPN(米スポーツ専門チャンネル)が中継するかは不明。英国は新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者が予想を上回るペースで拡大していることから政府はロックダウンすることを発表。無観客試合となりそうだ。
タイソン・フューリーは、デオンテイ・ワイルダー(米)との第3戦に向け交渉が進められていたが決裂。フューリー陣営は、再戦条項があったが契約期限切れを主張。年内に選択防衛戦を行う方針を示している。一方、ワイルダー陣営は再戦契約は有効だと主張。訴訟を起こす構えを示している。
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