右目上のカットはかなりひどかった。2019年9月14日メキシコの独立記念日の週末、米ラスベガスのリングにテンガロンハットをかぶりメキシカンの装いで登場したタイソン・フューリー(英)。相手は、オット・ワリン(スウェーデン)ここまでフューリーが苦戦すると予想したファンは少なかったのではないだろうか。

 3−0で判定勝ちしたフューリーは、試合後に予定されていた会見をキャンセルして、カットした右目上の治療のため病院へ直行。ESPNによれば、診断の結果フューリーは右目上周辺を2箇所カット。47鉢縫必要だったという。

 フューリーの怪我で心配されるのは、すでに契約にサインし2020年2月に米ラスベガスで計画されているWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)との再戦だ。3回、ワリンの左をもらったフューリーは右目の上をカット。形勢が大きく変わり、この日はいつものスマートなフューリーのボクシングは影を潜め、スタイル・チェンジを余儀なくされた。

 その後、ワリンのパンチにより傷口はさらに広がり視界が悪くなった。おそらく、血が滴りおちパンチは殆どみえなかった可能性が高い。それでも、後半はファイト・スタイルを変え追い上げ、大差の判定勝ちを収めている。

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 フューリーをプロモートするフランク・ウォーレン氏は、ワイルダー戦前12月にもう1試合挟む計画だったという。ワイルダーとの再戦締結を目指す共同プロモートするトップランク社ボブ・アラム氏は「9月だから2ヶ月の治療期間が必要でもスパーリングを含め十分なトレーニング時間がある」と楽観的だ。

 もっとも、再戦はワイルダーが11月23日米ラスベガスで予定されているルイス・オルティス(キューバ)との再戦に勝つのが前提条件。リスキーなオルティスとの再戦に臨みインパクトある勝ち方できるかどうか。テクニシャンのオルティスは、第一戦でワイルダーをトラブルに陥らせており、一筋縄ではいかない相手だ。何れにせよ、フューリーが勝ったことで待望されるライルダーとの再戦が一歩前進したことは間違いない。

(Via:ESPN

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