WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)/35戦全勝26KOが12月14日米ニューヨークにある聖地マディソンスクウェア・ガーデン(MSG)で同級1位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)/22戦21勝17KO1分と指名戦に臨むことが正式に決定した。

 興行はトップランク社(米有力プロモーター)が主催しESPN(米スポーツ専門チャンネル)が中継。クロフォード対カバラウスカスをヘッドラインとしてトリプル・ヘッダーで行われ、IBF世界ライト級王者リチャード・コミー(ガーナ)対テオフィモ・ロペス(米)、ロンドン五輪で因縁のあるトップランク傘下のマイケル・コンラン(アイルランド)対ウラジミール・ニキーチン(ロシア)戦がセット・アップされる。

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photo by:boxingscene


 17階級のなかで最も層が厚いウェルター級、そのなかでも評価が抜群に高いのがテレンス・クロフォードだ。総合的にみればロマチェンコと同等か多彩なスタイルに適応できる能力はそれ以上のポテンシャルさえ感じる。

 スピード、パワー、メンタル、タフネス。高度な駆け引きもできるし、メイウェザーのようにギアをバック・ギアに入れ的中率の高いカウンターをお見舞いすることもできる。

 ウェルター級ではWBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.と比較されるが、3階級を制しライト、スーパーライト級でリネラル王者に君臨していたクロフォードの評価はパウンド・フォー・パウンド(PFP)ではスペンスを凌駕する。

 ホセ・ベナビデス(米)戦では打ち合いのなか、右アッパーを突き上げダウンを奪ったシーンは鮮明に記憶に残っている。そして、迎えたアミア・カーン(英)とのビッグ・ファイトでは、ローブローでカーン陣営が棄権したことで後味の悪い結果となってしまったが、支配的な試合運びはクロフォードが優れていたことに議論の余地はない。

 「カバラウスカスはオリンピックに2度出場しているし軽視することはできない。彼は失うものは何もないし危険な相手だ」と警戒感を強めた。

 カバラウスカスは、31歳で北京、ロンドン五輪、二大会連続でリトアニア代表として出場。2008年世界選手権にウェルター級で出場して銅メダルを獲得しているトップ・アマだ。「クロフォードは優れたファイターだけど誰も恐れてない。まだ誰も僕のベストを見たことがないだろうね。決戦の夜は、全世界に衝撃を与えるつもりだよ」。と強気の姿勢を示している。

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 プロ戦績は22戦21勝17KO1分、これまで中堅クラスのデビッド・アバネシャン(ロシア)を下している。直近、レイ・ロビンソン(米)戦はドローに終わっている。米リング誌ウェルター級での評価はウガスの次点となる8位となっている。

(Via:boxing scene

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