テオフィモ・ロペス次戦は2021年3月かロマチェンコ再戦は期待薄

 WBA・WBO・IBFライト級3団体、米リング誌の王座を統一したテオフィモ・ロペス(米)が次戦2021年3月か4月頃計画していることを明かした。ロマチェンコとの再戦オプションは期待薄。ロペスの最新情報を紹介する。

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ロペスは左足を手術

 ロペスはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に勝ちWBA・WBO・IBF3団体を統一し米リング誌ライト級王座を獲得。ロマチェンコ戦で左足を痛めたロペスは、米ロサンゼルスの病院で診断を受け、靭帯を損傷していることが判明。手術を受けている。

 「3月か4月、マディソン・スクウェア・ガーデン開催を希望している。しかし、問題はファンを動員できるかどうかなんだ。そのことについて知事と話す必要がある」。

 ロペスは米ニューヨーク開催を希望しているが叶うだろうか。米国では新型コロナウイルス再拡大の局面を迎えている。先が見通しにくい米ニューヨーク開催ではなく有力なのはオーストラリア開催だろう。

米国ではコロナ第3波が到来、終息はいつ

 米国は新型コロナウイルス第3波が襲っている。春までにニューヨーク州がイベントに観客動員を認めるか不透明感が漂う。観光都市としても栄えるニューヨーク市は規制緩和にも慎重な姿勢を示している。感染再拡大にともない、ニューヨークでは、レストランやスポーツジムの営業時短とふたたび規制を強化する動きが広がっている。

 ブロードウェイのミュージカルは2021年5月まで休演することが決まっている。まだ、気温が低い3月や4月に規制を緩和するだろうか。

 米製薬大手ファイザーやモデルナが最終段階の臨床試験でコロナウイルスに有効なワクチンを開発。FDAが承認すれば年内にも医療従事者向けに配布がはじまりコロナ終息に向けての期待が高まっている。

 ただ、米国で優先されるのは医療従事者、次に基礎疾患がある人で一般的向けの摂取は2021年4月以降だという。

 ベスト・シナリオは4月頃に摂取が開始され効果があらわれ夏にかけ徐々に新規感染者数が減少。冬頃には一桁台、限りなくゼロになるシナリオだろう。しかし、免疫の期間や効果がどれだけあるのか。ワクチンの有効性に関しては分からないことも多く。ある程度の期間を経て追跡調査するしかない。必ずしも最高のシナリオどおり進むかは未来は分からない。

ロペスは500万ドルを要求

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 最有力が、IBF指名挑戦者ジョージ・カンボソス(豪)戦だ。「最低でも500万ドルだ」。ロマチェンコを倒したロペスははやくも高額ファイトマネーを要求。コロナ禍のなかゲート収益がないなか、ビッグ・ファイトが叶う相手は限られている。

ロマチェンコとの再戦はあるのか

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 ロマチェンコに再戦するチャンスを与えるべきと考える人も多い。だが、ロペスはロマチェンコとの再戦には消極的だ。ウェルター進出まで目論むロペスにとってロマチェンコとの再戦の優先度は低く再戦は行われない公算が高い。【結果】ロマチェンコ対ロペス今後はどうなるのか

 契約条件に再戦条項があればまだしも契約はない。そして、ロペスはIBF(国際ボクシング連盟)からカンボソスとの指名戦をかせられている。ロマチェンコはダイレクトにロペスに再戦するチャンスがないこともマイナス材料。適正階級のスーパーフェザー級へ階級を下げる可能性も高い。

 ロペスは、2021年にもスーパーライト級に階級をあげ、WBC・WBO世界スーパーライト級統一王者ホセ・ラミレス(米)対IBF・WBA世界スーパーライト級王者ジョシュ・テイラー(英)の勝者へ挑戦することを公言している。

ロペスはジョージ・カンボソスが最有力

 すでに、カンボソス戦の交渉が具体化している。オーストラリアで人気があり観客動員も期待できる。オーストラリアは新型コロナウイルスの新規感染者数は一桁台と封じ込めに成功。大型スタジアムで挙行し50%に収容人数を抑えたとしても2万人以上の観客を見込めることは、ボクサーやコロナ禍でゲート収益を失った興行主催者にとっても理にかなっている。

 新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めたオーストラリアは8月26日、カントリー・バンク・スタジアムでティム・チュー(豪)対ジェフ・ホーン(豪)戦を挙行。収容人数の50%に抑え16,000人の観客を動員。その後も新規感染者数は減少に転じ報告されなかった日もある。

 何れにせよ、次戦がライト級最後になる可能性が高い。ロマチェンコとの再戦はゼロではないが、減量苦を明かしているロペスがライト級に長く留まることはないだろう。

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