WBA・WBO・IBF世界ライト級統一王者テオフィモ・ロペス(米)/16戦全勝12KOはIBF指名挑戦者ジョージ・カンボソス(豪)/19戦全勝10KO戦の交渉が具体化していることが分かった。ロペスの最終目標はライト、スーパーライト級を制覇。ウェルター級での王座奪取だろう。現時点で次戦はIBF(国際ボクシング連盟)からの指名防衛戦となる公算が高い。ロペスのオプションをみてみよう。
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PFP傑作ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を倒しWBA・WBO・IBFライト級3団体を統一したロペス。「どうなるかわからないけど、ロペスは、オーストラリア出身のジョージ・カンボソスとの指名戦がかせられる」。ロペスをプロモートするトップランク社ボブ・アラム氏はこう述べている。
スーパーライト級へ転向
まず、ロペスのオプションの1つがスーパーライト級への転向プランだ。もちろん、ロペスが狙うのはWBC・WBO世界スーパーライト級統一王者ホセ・ラミレス(米)対IBF・WBA世界スーパーライト級統一王者ジョシュ・テイラー(英)戦の勝者への挑戦だ。
先を急ぐロペスだが直ぐ挑戦することは難しく少なてくも1戦は挟むことになるだろう。ラミレス対テイラー戦は2021年第1四半期に計画。はやくても、2021年秋頃になるだろう。
Sponsor Linkロペスはカンボソスとの指名戦が濃厚

source by:The Ring
ロペスがオーストラリアに出向けば大きな注目を集めるビッグ・ファイトになる。カンボソスは米国では知られてないが、母国オーストラリアに大きなファン・ベースがある。ロペスのホーム米ニューヨークは、新型コロナウイルス感染再拡大にあり有観客がいつ認められるか先行きは暗い。
2017年7月、トップランク社はホーンと契約するデュコイベンツ社とオーストラリア政府と協力しマニー・パッキャオ(フィリピン)対ジェフ・ホーン(豪)戦を締結。約5万2000人収容できるサンコープスタジアムに51,052人の観客を動員し興行的に大成功を収めている。
カンボソス陣営のマネージャーのピーター・カーン氏は「トップランク社とロペスのマネージャーからコンタクトが有りオーストラリア開催に強い関心を示している」。と交渉が具体化していることを明かしている。
米国は新型コロナウイルス新規感染者数が増えているが、オーストラリアで最新の新規感染者数は全体で14人と拡大を抑えられている。オーストラリア開催に持ち込めば5万人とはいわずも2万人以上は認められる可能性は高い。観客動員が見込めることから米国で挙行するより合理的だ。
8月26日、カントリー・バンク・スタジアムで挙行されたティム・チュー(豪)対ジェフ・ホーン(豪)戦は、収容人数の50%の16,000人の観客を動員することが認めらた。
「デービスや、ライアン・ガルシア戦の可能性もある」。
ボブ・アラム氏は、ライト級時期スター候補らとの対戦も匂わせているもの、チケット収入が見込めるだけに観客動員が緩和されない限り2021年前半での実現は難しいだろう。
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