米トップランク社(有力プロモーター)は現地時間9月13日米ラスベガスで記者会見し、2019年後半のイベントを一挙に発表した。4つのイベントが発表され2団体王座統一戦の他、3つの世界タイトルマッチが開催される。トップランクと契約するESPN(米スポーツ専門チャンネル)が中継。統一戦を含めどれも魅力的なマッチメークで楽しみな一戦だ。

 まず、現地時間10月18日米ペンシルベニア州フィラデルフィアでキックオフ。ライトヘビー級王座統一戦は、IBF王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)/14戦全勝14KOとリネラル王者アドニス・スティーブンソン(カナダ)を下したトップアマ出身のWBC王者オレクサンドル・グウォジク(ウクライナ)/17戦全勝14KOが激突する。

スティーブン対ゴンサレス


 10月26日、ネバダ州リノのリノ・スパークス・コンベンションセンターでトップランク傘下ホープでリオ五輪銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(米)/12戦全勝7KOが、ジョエット・ゴンサレス(米)/23戦全勝14KOとオスカル・バルデス(メキシコ)が返上し空位となったWBO世界フェザー級王座決定戦を行う。

 「これまで、このためにハードなトレーニングしてきた。世界王者になることは誰にも止めることはできないよ」 プロ通算12戦全勝、若手のフェザー級では傑出した存在の1人スティーブンソンは、故郷米ニュージャージーでメインを務め着々と足場を固めてきている。

 一方、GBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)が抱えるホープの1人ジョエット・ゴンサレス(米)は、スティーブンソンと同じくプロ戦績は全勝で、2012年ロンドン五輪に出場、ジュニアオリンピックタイトルを獲得しているトップ・アマだ。

 「世界タイトルマッチのチャンスを長い間求めてきた。この機会を作ってくれたプロモーター、マネージャーに感謝したい。これまで、スティーブンソンについては多くのことを話したけど、後はリングで戦い彼と話すことにする」とコメントしている。

ベルチェル対ソーサ

 フランシスコ・バルガス(メキシコ)から王座を獲得したのが2017年1月28日、もう24ヶ月以上王座に君臨しているWBC世界スーパーフェザー級王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)/37戦36勝32KO1敗(1KO)は11月2日、米カリフォルニア州カーソンにあるディグニティ・ヘルス・スポーツパークで、ジェイソン・ソーサ(米)/30戦23勝16KO3敗(2KO)4分と6度目の防衛戦に臨む。

 ジェイソン・ソーサは、ロマチェンコに負けて以来トップ戦線から脱落。その後、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)に負け再起に失敗したが、その後は2戦2勝。8月10日ハスキル・ローズ(米)と対戦して7回TKO勝ちして、王座返り咲きのチャンスを得ている。ボブ・アラム氏は、2020年第1四半期に勝者とフェザー級から階級を上げるオスカル・バルデス(メキシコ)や他団体王者との王座統一戦を示唆している。

ヘリング対ローチJr

 元海兵隊、メモリアルデイとトップランクが周到に用意した舞台で、伊藤雅雪を破り王座獲得に成功したWBO世界スーパーフェザー級王者ジャーメル・ヘリング(米)/22戦20勝10KO2敗1KOは11月9日、米カリフォルニア州フレズノにあるチャックチャンシー・パークで、無敗のラモント・ローチJr.(米)/20戦19勝7KO1分相手に初防衛戦に臨む。

 海兵隊出身のヘリングは、イラクに2度任務についている。2012年、米国オリンピックチームのキャプテンを務めたあとプロへ転向。プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)傘下で戦ってきたが、デニス・シャフィコフ(ロシア)に負け思うような結果を残せていなかった。

 その後、トップランク社と契約を交わしライト級からスーパーフェザー級へ階級を下げ再起に成功。3戦3勝したあと、伊藤雅雪を下し王座獲得に成功している。

(Via:boxingscene

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