亀田和毅(協栄)との王座統一戦を制したWBC世界スーパーバンタム級王者レイ・バルガス(メキシコ)がWBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者ダニエル・ローマン(米)/30戦27勝10KO2敗1分との統一戦をのぞんだ。バルガスは、現地時間7月13日米ロサンゼルス、カーソンにあるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、WBC暫定王者亀田和毅を3−0(117−111 3者)の大差の判定で下し王座統一に成功している。

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バルガスは亀田との統一戦に勝利

 「ダニー・ローマンと戦いたい。3つのタイトル全て欲しい統一戦をする必要がある。ダニー、戦う準備ができたら我々はいつでも統一戦に臨む構えだ。知ってのとおり、これはメキシカン同士の戦争だ」

 バルガスは、亀田和毅と王座統一戦に勝利。ヒスパニックが多く居住するエリア本来であれば、メキシカン、バルガスのホームだったが試合後はブーイングを浴びた。「インテリジェントに戦えたと思っている。精度の高いパンチを的確に打つこれがボクシング・スタイルだ。

 ブーイングは彼が大勢のファンを日本から連れてきたからだろうね。彼らがブーインしていただけだ。亀田は試合前に言っていたとおり、前に出てくることは分かっていた。スマートに戦うことができた」バルガスがブーイングのなかでも、自分の勝利は疑う余地のないものだと自信を持っていた。

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ローマンはアフマダリエフと指名戦が濃厚

photo by:boxingscene

 バルガスはローマンとの統一戦を臨んだが、WBA・IBFスーパーバンタム級タイトルを統一するローマンは次戦は、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)/6戦全勝5KOとWBA(世界ボクシング協会)の指名戦の予定。

 WBAがの指名戦交渉はまとまらず興行権は入札となり、アフマダリエフを擁するロシアのワールド・オブ・ボクシングが興行権を落札。開催地は、ウズベキスタン、ロシア、米ロサンゼルスが候補地として挙がっている。

 ローマンは次戦WBAの指名戦の予定、指名戦に勝利すればバルガスとの統一戦は難しくないが、アフマダリエフ戦は簡単な試合にはならない。アフマダリエフはアマ通算300勝15敗、2015年世界選手権で銅メダル、2016年リオ五輪のバンタム級に出場して銅メダルを獲得している。

 プロは僅か5戦だが、スピードと硬質なコンビネーションは殺傷能力は十分、パワー、スピードは世界水準に到達していることは間違いない。中堅のストップ負けのないアイザック・サラテ(米)に圧勝。9回で仕留めWBAの指名挑戦権を獲得している。

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バルガス、ローマンはまとまる可能性は十分

 バルガスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は、ローマンをプロモートするマッチルーム・ボクシングUSAとは協調関係にあり、双方はDAZNと契約。両陣営が臨めば統一戦は行われる可能性は極めて高いが、ローマンがアフマダリエフとの指名戦をクリアすることが条件になる。

 一方で、バルガスもローマンと同じく承認団体WBC(世界ボクシング評議会)の指名戦を命じられる可能性が高く、決まればギレルモ・リゴンドー(キューバ)との指名戦となる見通し。

 リゴンドーは、PFP対決としても注目を浴びたワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦に敗れ、その後の行方が全く分からなかったが、PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)を主宰するアル・ヘイモン氏と契約を結んだ。

 バルガス戦はGBPと対立関係にあるPBCの間の交渉になるが、PBCへバルガスを差し出す可能性は十分ある。ただ、塩分濃度が濃い2人の対決は期待できるだろうか。亀田戦も結局バルガスの戦い方は、観客を喜ばすファイトとは到底言えず、アンダーカードのディエゴ・デラ・ホーヤ(メキシコ)対ロニー・リオス(米)戦のほうが観客は湧いていた。

(Via:boxingscene

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