2019年、パッキャオにとって堅調な年だったことは間違いない。エイドリアン・ブローナー(米)を大差判定で下し、全盛期のキース・サーマン(米)を破ったことで、40歳を迎え一時は商品価値が暴落したが商品価値は持ち直している。次戦はフィリピン議会が閉会となる2020年3月から4月になる見通しであることが分かった。

 パッキャオのプロモーション、MPプロモーションズの代表を務めるショーン・ギボンズ氏は「2020年第1四半期に予定しているが、まだ日程はきまっていない」とコメント。パッキャオの関係者によると、2020年4月11日が候補に上がっているという。

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パッキャオの復帰戦の候補は

photo by:boxingscene

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 サーマンを倒したWBA世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の対戦候補は誰になるのだろうか。パッキャオが契約するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)はウェルター級の強豪らを傘下に納め交渉は容易だ。

 WBC・IBF世界ウェルター級統一王者エロール・スペンスJr.(米)、パッキャオにとって一番危険な相手は、PBCと対立関係にあるTopRank(米有力プロモーター)傘下のWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)を除けばこの男で間違いない。ただ、パッキャオ陣営が臨んだとしても、リスキーな戦いだけに早期に実現しないだろう。

 ブローナー、サーマンを破ったパッキャオの求心力は依然として高く、PBCでは中心格の選手だ。スペンスもトラブルに陥れることができるという声もあるが、サーマン戦でもパワー・ショットを貰い楽な試合ではなく、スタミナ、運動量は確実に落ちている。リスキーなスペンス戦に舵を切らなくても、ポーターに負けたがアドリアン・グラナドス(米)を序盤でストップしたダニー・ガルシア(米)、マイキー・ガルシア(米)らと米国で話題性のあるマッチメークは実現可能だ。

 サーマンよりも高いフィジカル、パワーを持つスペンスはより危険な相手だが、パッキャオの年齢から残り数試合でキャリアを終えることを考えると、スペンス戦は2020年後半に望みはあるかもしれない。ただ、1つ気がかりなのが高速運転で、愛車フェラーリを大破させ奇跡的に助かったスペンスが病院から退院したと報じられたが、一向にメディアに姿をださないことだ。スペンスは、2020年1月ダニー・ガルシア(米)戦が具体化しているが、怪我の程度では流動的になる可能性がある。

(Via:boxing scene

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