ボクシング興行はコロナウイルスの影響で3月は全て中止や延期に

 日本ボクシング・コミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は26日、新型コロナウイルスの感染拡大から3月に国内で予定していた全興行を中止、延期することを決定した。JBCは「国の方向性に従う」と述べた。27日に東京・後楽園ホールで予定されている興行については、当日券の発売を見送り規模を縮小して行われる。

 国内でも感染が拡大するコロナウイルスにようやく政府が動いた。安倍総理大臣は、ウイルス感染拡大防止は1,2週間が感染拡大防止が重要だとし、大規模なスポーツイベントや大人数が集まるイベントについては中止か延期、規模を縮小するよう要請した。

 ここまで感染が拡大すると中止はやむを得ない。たとえ小規模であろうと密閉空間でもし感染者がいた場合、感染するリスクは高まる。そして、このまま感染が拡大していけば東京五輪開催が危惧される。その前に、感染拡大を防ぐ必要がある。新型コロナウイルスの感染拡大を受け国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪開催の判断を5月下旬に決めると述べている。

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 プロ・ボクシングだけでなく他のスポーツやイベントも中止や延期が決まっている。プロ野球はオープン戦は、全試合が無観客。サッカーJリーグは3月15日まで全公式戦が延期。26日に開催予定のEXILEのライブ、東京ドームで予定されていたPerfumeのライブは直前で中止になっている。

新型コロナウイルスの感染は世界へ

 新型コロナウイルスの感染者が日を追うごとに増えている。日経新聞によると、全世界の感染者数は80961人、死者は2752人のぼっている。AFP通信によると、日本での感染者は170人で、感染が急速に拡大している韓国は1,146人、イタリアが322人となっている。

 国内では北海道で39人、都内でも32人で新丸ビルで新型コロナウイルスの感染者が確認され、都内にもかなりの感染者がいる見方が強い。米国では感染者は17人と少なく、トランプ大統領は「封じ込まれている」と声明を発表したが、CDC(米疾病対策センター)は25日「米国内で市中感染が起こると予想している」とコロナウイルスの感染者が広がる見通しを示している。

 米国ではインフルエンザの感染者が2600万人、死者が1万人以上でているが、この中でインフルエンザではなく新型コロナウイルスの疑いもあるという。アメリカでは、医療保険に加入していない人も多く診察料も高いため病院へ行かない人も多く、感染の実態が把握できていない可能性が高く、実際には感染が拡大していると指摘する声も多い。

 今後、米国での感染者の実態が明らかになり感染が広まっている場合、米国でのイベント開催が危うくなる可能性もある。ボクシングでいえば、4月に米ラスベガスに予定されているWBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥対WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)も例外ではなく感染拡大という最悪のシナリオを迎えた場合は中止の可能性もあるだろう。

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