内々決定報道から一転、村田対カネロ戦の期待が後退した。ESPN(米スポーツ専門チャンネル)によると、5月東京開催に向け交渉が進められている村田諒太(帝拳)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦は消滅する可能性が高い。ただ、これで終わりではなく2020年東京オリンピックが終わり秋に向け交渉が再開する可能性もあるという。

 村田対カネロ戦、米メディアが交渉が具体化していることを挙げ、その後週刊新潮が、匿名の関係者から入手した情報により内々に決定したと報じたことで実現の期待感が高まっていたが、ソースに信憑性はなかく不透明な部分は多かった。村田戦の交渉が決裂するとカネロの対戦候補は、WBA世界スーパーミドル級王者カラム・スミス(英)、WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)らが有力となる。

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 様々なソースを持つ米アスレチック記者のマイク・コッピンガー氏が、日本が報じた合意報道を否定。WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英)も依然としてカネロの有力候補だと主張した。

photo by:boxingscene

 現時点で5月の村田対カネロ戦の交渉が決裂したかどうかは定かではないが、決裂した場合どうなるのだろうか。カネロのダンス・パートナーは誰になるのだろうか。

 まず、カネロは村田が候補から外れるとコッピンガー氏が主張するとおり、WBOタイトルを持つサンダース、WBAスーパー王者スミス戦へ臨む可能性が高くなってくる。サンダース、スミス共にカネロが独占契約を結んでいるDAZN(ダ・ゾーン)と提携関係にあるマッチルーム・ボクシングと契約し締結に向け障害になるものはない。

 国際的スターを目指すカネロはスミスであれば、英リバプールのエコー・アリーナやO2アリーナ、ウェンブリー・スタジアムも視野に入ってくる。サンダースであればカネロの本拠地である米ネバダ州ラスベガス開催が濃厚だろう。

 だが、BJサンダース戦にカジを切った場合気になるのが開催地だ。5月2日はフロイド・メイウェザーJr.(米)復帰戦の噂がありバッティングすると経済的な影響は免れない。メイウェザー復帰の動向次第では日程を変更せざるを得ない可能性も出てくる。

 もちろん、現段階でメイウェザー復帰の話は噂レベルだが、コナー・マクレガー(アイルランド)が再起に成功したことでメイウェザーとのリマッチのシナリオは基本路線として考えられる。米国、英国でどちらで開催したとしても影響は大きい。5月開催であればリミットは今月上旬、サンダース、スミスであればスピード合意する公算は高いが、メイウェザー復帰が与える影響は大きくDAZN(ダ・ゾーン)がどう判断するか興味深い。

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