印象的なカム・バック劇を演じた中谷正義。フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)との戦いは過酷だった。プロ初のダウンを喫し計2度のダウンを奪われた中谷は驚異的なタフネスと精神力を示し挽回。ベルデホをノック・アウトしたが、眼窩底骨折を負っていたことが分かった。
試合が終わった中谷は検査の為、米ラスベガスの病院へ直行。レントゲン結果から、右眼窩底骨折をしていることが判明。中谷は、帰国後に医師に手術が必要かどうか診断を受ける予定だという。
Sponsor Link健闘をたたえあう両者。リングは華やかだが残忍、残酷だ。今回のような戦いであれば勝者と敗者ははっきりする。今戦は生き残り戦、どちらかが勝ち相手の夢を打ち砕く。
中谷選手おめでとうございます。ベルデホは思い入れがあるボクサー。まずはゆっくり休んでください。お疲れさまでした。 pic.twitter.com/92TvhNzxyi
— in44y.com (@in44y1) December 13, 2020
中谷は1回、ベルデホのワンツーを貰いプロ初のダウン。4回、フェリックス・ベルデホのクロス・レンジでの右カウンターで2度目のダウンを奪われている。試合後、右目を腫らしていた。
試合レビュー:【結果速報】中谷正義対フェリックス・ベルデホ背景から結果まで
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米メディアが報じているように年間最高試合にノミネートされることは確実視されるが、その代償は大きかった。逆転KOで勝ったがベルデホに研究されていただけに危ないシーンも多く、今後は研究される立場。ディフェンスに課題が残った。
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