ボクシング現地時間12月12日米ラスベガスで挙行された中谷正義対フェリックス・ベルデホ戦は、大逆転KO劇はドラマだった。序盤ベルデホが試合をリードするが中盤以降、中谷がペースを奪還しベルデホをノックアウトした。今回は、海外の専門メディアの評価、海外の反応を紹介する。
試合レビュー記事:【結果速報】中谷正義対フェリックス・ベルデホ背景から結果まで
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米リング誌の評価
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1922年に創刊された老舗米リング。日本では、パウンド・フォー・パウンド(PFP)のランキングで知っているファンも多いだろう。
マイケル・モンテロ記者は「中谷正義は2度ダウンを奪われたが、中盤にベルデホから2度ダウンを奪い仕留めた。と紹介。「中谷がアメリカで戦うのは今夜で2度目だ。はじめて米国に降り立ったときはあのロペスを痛めつけ苦しめた。ベルデホ戦のパフォーマンスは彼が臨んでいるロペスとの再戦の機会に与えることに値する」。
ダグ・フィッシャー編集長は「中谷にとって大きな勝利だった。この試合は年間最高試合の1つだ。メインはスティーブンソンがつとめたけど、メインにすべきカードは中谷対ベルデホだった。中谷は135ポンドのランキングに入るかもしれない」。
「ベルデホは充分に努力した。でも、顎の強度・タフネスとスタミナに問題があった。でも、タフネスだけではなく集中力が欠落したことも原因にあったと思う」。と紹介。
Sponsor Link米ESPNの評価
中谷対ベルデホを中継したのが米ウォルト・ディズニー傘下のESPNだ。ESPNは興行を主催した米トップランク社(有力プロモーター)と提携関係にある。
「ベルデホは、中谷からプロ初のダウンを奪った。1、4ラウンドに2度のダウンを奪いペースを握っていたかのように見えた。スコア・カードもそれを示している。中谷の右ストレート、あれで全てが変わった。中谷は8、9ラウンドに攻撃をしかけ左ジャブでダウンを奪い。その後、ベルデホをノックアウトした。8ラウンド、ベルデホにもチャンスがあったが彼はそのチャンスを逃した」。と紹介。
米ボクシング・シーンの評価
「中谷は、勝負は戦いが終わるまでわからないということを見せつけた。年のおわりに表彰される年間最高試合としても注目される戦いになった」。と紹介している。
米ジ・アスレチック社の評価
米アスレチック社は、米リング誌に寄稿していた著名ライター、マイク・コッピンガー記者と、米ロサンゼルスタイムズ誌に寄稿していたラング・パグマイア記者が寄稿しているメディアだ。
「ぶち壊しやが復活だ!テオフィモ・ロペスと戦い予想を遥かに超えるタフな戦いをさせた中谷が、今度はフェリックス・ベルデホをノックアウトした!この男にチャンスの機会を与えてほしい」lと紹介している。
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