田中恒成(畑中)が激戦区スーパーフライ級に参戦することが正式に決まった。5日、名古屋市内で記者会見しWBO世界フライ級王座を返上することを発表。1階級上のスーパーフライ級に階級を上げ4階級制覇に臨むことを表明した。田中の標的はWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔だ。

 井岡対田中戦は、WBOフランシスコ・バルカルセル会長自ら実現を後押ししたこともあり2020年末にも実現の期待が高まっている。というより、井岡がWBOから特例で指名戦回避や、王座を返上するようなことがない限り対戦は必至だ。

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 そして、WBOからスーパー王者の認定を受けた田中恒成は次戦にでも井岡へ挑戦することができる。WBOスーパー王座は正規王者と変わることはないが、階級を変更した場合その階級で指名挑戦の権利を獲得できる。つまり、田中はWBOスーパーフライ級1位でWBOが指名戦を命じれば、王者へ挑戦できる立場なのである。

 田中陣営はスーパーフライ級で試運転をして、2020年末にも井岡一翔へ挑戦するシナリオだろう。

 一方、2019年末トップアマ出身プエルトリカンのシントロンに判定勝ちした井岡は、他団体王者らとの統一戦に関心を示しており、日本人同士のビッグファイトの実現を夢みる田中陣営とはだいぶ温度差がありそうだ。

 ただ、井岡が切望するWBC世界スーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)は怪我で2020年末まで長期離脱が決定し暫くは実現しそうにない。次戦は選択防衛戦だが王座統一戦が成立するかは不透明だ。

 WBA王者カリ・ヤファイ(フィリピン)はローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との防衛戦に臨むことが決定、残るはIBFのタイトル・ホルダーでTopRank社(米有力プロモーター)と契約するジェルウィン・アンカハス(フィリピン)となる。

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