ジャレット・ハード(米)が2020年1月25日米ニューヨークにあるバークレイズ・センターで、フランシスコ・サンタナ(米)/33戦25勝12KO7敗1KO1分を3−0(97−92、99−90x2者)の判定で下し再起に成功した。

 再起に成功したハードはプロ戦績を25戦24勝16KO1敗とした。

Sponsor Link

 ジュリアン・ウィリアムス(米)との再戦に向け交渉が進められていたが、いつのまにか再戦は見送られた。交渉が破断となった原因は明らかになってないが、再戦交渉が具体化するとウィリアムスは試合前の薬物検査を契約条件に盛り込むと訴えていた。

 ウィリアムスに負け王座から陥落したハード。フォンセカ戦はトップラインまで戻るチューン・アップ戦だった。全ラウンド、ハードが支配したが、観客のブーイングが示すとおり印象的なシーンはようやくダウンを奪った10回のみ、はっきりいって物足りなかった。

 1回、体格差で不利なフォンセカは、前進して積極的に手数を出していったが、ハードのガードに阻まれた。手数こそ多いが、左でボディを守り、肩で顎、右腕で側面をガードするL字ガードの守りは固く、ジャブ、打ち終わりに右のカウンターの餌食となり接近戦は下からのアッパーで迎撃された。

 5回、フォンセカの手数に手を焼いたもの再起戦の位置づけのハードはどこか余裕がある戦いだったが、L字ガードの名手ジェームス・トニー(米)を思い起こさせるが穴は多く、格下相手のサンタナに対し見せ場は最終ラウンドのみ、殆どのラウンドを安全運転に徹したハードの評価は厳しいものになりそうだ。

Sponsor Link