【結果】ジェームス対デュロルメ今後WBAウェルター級王座統一戦か

 WBA世界ウェルター級暫定王座決定戦が、8月8日米ロサンゼルスにあるマイクロソフト・シアターで行われWBA5位ジャモール・ジェームス(米)が12回3−0(115−113、116−112、117−111)の判定で同級10位トーマス・デュロルメ(プエルトリコ)を破り暫定王座を獲得した。
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 デュロルメは2回に有効打を打ったもの長身のジェームスを攻略できなかった。勝ったジェームスは、プロ通算28戦27勝12KO1敗。1敗はヨルデニス・ウガスに負けたもの。負けたデュロルメは30戦25勝16KO4敗2KO1分とした。

 もともと、4月PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントで米地上波FOXがジェームスの故郷ミネソタ州ミネアポリスで挙行を予定していたもの、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による影響で延期となっていた。

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 最終ラウンドまでゲーム・プラン通り実現できたのはジェームスだった。アウト・ボックスのジェームスをデュロルメが追いかける構図。1回、2回は拮抗していたがジェームスがジャブを軸に試合を作った。印象的なシーンを作ることは出来なかったが、接近戦で有効打をまとめた。

 長身から放たれるリード・ジャブは正確で攻勢を仕掛けるデュロルメに効果的だった。中継したFOXのパンチ統計は、772発、内204発が的中(26%)した。一方、デュロルメはタフだったが懐の深いジェームスに入りこむことは難しく、手数で下回りパンチの的中率でも下回った。

 初回はペースの掴み合い。開始ゴングがなるとジェームスは長い距離からジャブを上手く使いデュロルメの出鼻を叩くと、デュロルメも負けじとジャブ・ボディと右オーバーハンドで顔面・ボディと打ち分けてチャンスを伺った。


 2回、ポイント・アウトされたデュロルメは圧力を強めジェームスをロープに詰め右ストレートがクリーン・ヒット。ジェームスが鼻血を出した。ここまで、イーブンだったがアウト・ボックスしていたジェームスが攻勢に転じる場面もあったが、中盤以降はジェームスがジャブと、的確なワンツーでポイント・メイクした。

 「2回に良いパンチを当てたが再度有効打を与えることができなかった。インサイドに入ることができなかった。厳しい戦いになった」
 試合後のインタビューでデュロルメが語ったとおり後半も厳しい展開が続いた。接近戦でパンチを出すが、ブロック、ダックで対応され空を切り逆に接近戦でジェームスの有効なコンビネーションを貰い失速。最終ラウンドまでジェームスの長い手を攻略できなかった。3−0の判定負けとなった。

 今後、ジェームスはWBA世界ウェルター級王座統一戦が基本路線となる。空位のWBA世界ウェルター級王座決定戦が9月6日米ロサンゼルスでヨルデニス・ウガス(キューバ)とアベル・ラモス(米)の間で行われる。ウガスが勝てばジェームスとのリマッチとなる。

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