ウバーリとドネア対戦か?!井上尚弥IBF指名戦の行方

 WBC(世界ボクシング評議会)はバンタム級休養王者だったノルディーヌ・ウバーリ(フランス)を正規王者へ戻すことを発表した。暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)、王座決定戦から欠場したノニト・ドネア(フィリピン)混沌とするWBCタイトルの行方、井上尚弥の最新情報をみてみよう。

Sponsor Link


Sponsor Link

WBCバンタム級王座は混沌

 WBCタイトルは混沌としている。もともと、正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)がノニト・ドネア(フィリピン)と防衛戦を行うはずだったが、ウバーリが新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し欠場。その後、カードの変更が重なり二転三転している

 WBC(世界ボクシング評議会)は、ウバーリを休養王者へスライド。空いた王座をドネアとエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦としウバーリが回復次第、勝者との統一戦を義務付ける方向で固めたが、12月にはいり今度は、ドネアが新型コロナウイルスに感染していることが判明し辞退。ロドリゲス対レイマート・ガバリョ(フィリピン)戦をWBCが暫定王座決定戦として認めた。

ウバーリはドネアと対戦の可能性も

 気になるのが休養王者から正規王者になったウバーリと、暫定王者となったレイマート・ガバリョの行方だ。本来であれば暫定王者との統一戦だが、WBCは「暫定王者が指名挑戦者とはならない」と統一戦を否定。ウバーリは選択防衛戦となる見通しだが、ノニト・ドネアと防衛戦を行う可能性もある。

 WBCはコロナに感染したドネアの回復が医学的に証明されるのを待ち、判断を下す見通し。WBCはウバーリに対し統一戦前に、選択防衛戦を挟むことを認めているが、米メディアによればウバーリはドネア戦を臨み交渉再開の可能性もあるという。

ガバリョ対ロドリゲス再戦か

関連記事:【結果】エマヌエル・ロドリゲス対レイマート・ガバリョ

 そして、暫定王座を獲得しながらも判定結果が物議を醸しているレイマート・ガバリョはどうなるのか。WBCは「暫定王者が指名挑戦者とはならない」。即時にウバーリと暫定王者ガバリョの統一戦を義務付けることはないと強調している。これは他でもない、新型コロナウイルスに感染し辞退を余儀なくされたノニト・ドネアに対する配慮だろう。

 暫定王者となったガバリョはエマヌエル・ロドリゲスと再戦を命じられる公算が高い。ガバリョが2−1(115−113、110−118、116−112)の判定でロドリゲスに勝ったが判定結果は物議を醸している。内容的にはロドリゲスの勝ち。とてもガバリョが勝った内容ではなかった。

 筆者の採点ではガバリョが明確にポイント・アウトしたのは8ラウンドのみ。中継したホスト局Showtime(米ケーブルTV局)はガバリョのコールがされると驚きを隠せない様子だった。だが、試合としては白熱に欠ける冷めた内容だったと言わざるを得なない。有観客であればブーイングの嵐だったろう。

 もちろん、ロドリゲスが勝った内容だが米Showtimeというメジャー舞台で、ガバリョをグラつかせ仕留めるチャンスがあったもの、自らつかみにいかなかったのは評価を下げる内容だった。ロドリゲスは採点結果に抗議。ガバリョとの即時再戦を求めている。

井上尚弥IBF指名戦はどうなるのか

Embed from Getty Images

 IBF(国際ボクシング連盟)からバンタム級指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との指名戦を命じられてる井上尚弥は、IBFを手放す可能性もでてきている。

 ダスマリナスと契約するショーン・ギボンズ氏は、窓口となるトップランク社(米有力プロモーター)、帝拳プロモーションズと合意に向け話し合っているが、井上陣営はIBF指名戦ではなく別路線で動いていることを明かしている。

 PFPファイターとして評価される井上尚弥の相手としてダスマリナスでは物足らない。なにより、米国でプロモートするトップランク社と提携し中継するホスト局ESPN(米スポーツ専門チャンネル)が無名のダスマリナスを相手として承認するだろうか。

 何れにせよ、IBFの指名交渉期限は1月12日。近いうちに井上陣営の方針がはっきりしそうだ。

Sponsor Link

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください