井上尚弥4団体統一はどうなるのかウバーリがコロナ感染した影響は

 ノニト・ドネア(フィリピン)とWBC王座防衛戦を行う予定だったノルディーヌ・ウバーリ(フランス)が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことが分かった。ウバーリは12月19日、米コネチカット州アンキャッスルにあるモヒガン・サン・アリーナで予定していたドネア戦から辞退。ドネアは、エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とWBC世界バンタム級王座決定戦を争うことが急遽決まった。

 米メディアのレポートとあわせ、井上尚弥のメジャー4団体統一の影響を探る。前回の記事は井上尚弥2021年4団体統一に暗雲次戦はIBF指名戦が濃厚こちらから。

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ウバーリ辞退理由は新型コロナウイルス感染

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 米メディアから、ウバーリのビザの承認がおりず米国入りできなかったことがドネア戦辞退の理由として報じられていたが実際には新型コロナウイルス(COVDI-19)に感染したことが理由だった。

 ウバーリと契約するMTKグローバルCEOボブ・ヤレン氏は「ウバーリは新型コロナウイルス(COVID19)の陽性反応を示した。これが辞退理由でビザの承認とは関係ない」。と辞退理由を明かしている。

 ヤレン氏によるとウバーリは2週間前から倦怠感を感じ満足のいくトレーニングができなかったという。

 ウバーリのトレーナーである実の兄アリ氏はウバーリの様子が気になり「今日はトレーニングをやめよう」と言いトレーニングを休んだが、3日経っても改善しないことから医療機関で検査を受け、新型コロナウイルスに感染したことが判明した。

 「彼は100%のコンディションではないし、試合まで6週間をきっていたから早期に辞退か否か決断をする必要があった。彼が完全に回復するまでどれくらいの期間が必要かは分からないけど、彼はドネア、ロドリゲスのどちらでも戦う準備ができている」。と述べている。

ドネア対ロドリゲス戦はWBC王座決定戦

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 ノニト・ドネア対エマニュエル・ロドリゲス戦はWBC世界バンタム級王座決定戦として格上げされる。コロナ陽性となった以上、ウバーリ陣営の選択肢はなかっただろう。

 MTKグローバルのヤレン氏によれば、ウバーリ陣営はコロナ陽性となりドネア戦を辞退するにあたり、WBC世界挑戦者決定戦として位置付けられていたドネア対ロドリゲス戦を空位のバンタム級王座決定戦とすることに同意、勝者と対戦することで合意した。

井上の4団体統一はどうなるのか

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 井上はIBF、WBAのタイトルホルダー、残すはWBC、WBOのベルトだ。

 ウバーリが一戦挟むことで井上は、2021年割り込める余地ができる。井上と契約するトップランク社は米国で共同プロモートする帝拳プロモーションズと次戦は2月か3月頃、米国を軸に模索するという。

 そこで、ドネア対ロドリゲス戦の勝者と3団体統一戦を挟み込めればいいが、IBF(国際ボクシング連盟)の指名戦をどう回避するかが課題だ。そして、懸念されるのが新型コロナウイルスの再拡大だ。再び各国が渡航規制を強めればマッチメーク自体が困難になる。

 井上は、IBFから1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との指名戦を命じられていたが、WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)戦に臨むことで指名戦を特別回避した。しかし、カシメロ戦の交渉が破断となりジェイソン・マロニー(豪)との選択試合を締結させた背景がある。

ドネアが勝てば井上とのリマッチも

 IBFの指名戦であれば日本開催が有力視される。現時点でWBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)戦はトップランク社が有観客を強調しているとおり、米国で締結する可能性は極めて低いが、日本であれば開催が見込める。ただ、カシメロ陣営が納得できる資金を用意できるかどうか。カシメロはトップランク社とライバルのPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)移籍のカードもあり、条件をめぐり交渉が難航する恐れがある。

 IBFの指名戦を回避できれば、ドネア対ロドリゲス戦の勝者とのマッチメイクは興味深い。井上はドネア、ロドリゲス何れも勝っていることからカードとしての新鮮味は薄れるが、接戦となったドネアと再戦が締結すれば、成長した井上がどうドネアに勝つのか興味深い一面もある。

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