井上対カシメロ戦日程はいつおこなわれるのか

 井上対カシメロの交渉が再開。9月か10月米ラスベガスにあるMGM系の会場で観客を動員してのイベント開催で交渉が進んでいるもの、足元では米国でふたたび新型コロナウイルス感染再拡大が本格化。井上をプロモートする大橋会長は「どうなるか全くわからない。日本開催もあり得る」。とコメント。今後はどうなるのだろうか。

 当初、4月25日米ラスベガスで計画されていたが、3月米国で新型コロナウイルス感染拡大により延期。井上をプロモートする大橋ジム大橋会長がカシメロとの3団体統一戦の交渉再開を明かしたことで、交渉の行方に注目が集まっている。感染再拡大が懸念されるなか日程はいつになるのか探る。

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 一時は、井上が米国入りできないことで米国でプロモートするボブ・アラム氏がカシメロの候補としてジョシュア・グリアー(米)戦を匂わせたが、現時点で井上の有力オプションはカシメロと考えて間違いない。グリアーはマイク・プラニア(フィリピン)との試合が決まり10回0−2の判定負け。トップ戦線に絡みこみに失敗している。

カシメロ戦は9月か10月米国

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 9月、10月開催で動いてることは間違いない。井上を米国でプロモートするトップランク社(米有力プロモーター)ボブ・アラム氏は9月か10月ラスベガス開催の意向を示している。「井上が9月にベガスにいることを期待している。だが、新型コロナウイルスの一日の新規感染者が急増し第2波が現実味を帯びている。
 
 新型コロナウイルス感染拡大によって延期となったカシメロ戦の対戦交渉が再開。大橋会長、帝拳プロモーションズ、米国で井上をプロモートするトップランク社のあいだで話し合いが行われ、9月か10月米国開催で調整中。大橋陣営によれば、井上は9月に渡米予定だという。

米国では新型コロナウイルスが感染拡大

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 9月、10月が現実的な日程とは思えない。7月2日、米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は5万5000人を超え1日あたりの感染者が過去最多。経済活動は急ブレーキをかけられている。経済再開した地域では感染拡大を防止するため再び再開したレストランや、バーの営業停止、外出自粛を要請している。

 カジノ営業を再開したラスベガスでも一日の新規感染者数は増加傾向にある。ネバダ州の失業率は全米で最も高い28.2%と高水準。いつまでも経済を停止しているわけにはいかない。米国のみならず世界各国は、経済活動を段階的に緩め感染拡大をいかに防ぐか模索している。

 だが、米国で白人警察官による黒人暴行死事件の講義デモ、各州が経済再活動に向け外出規制が緩和されたことで、新型コロナウイルスの新規感染者が急増。第2波の兆候が見られている。

 テキサス州では一日の感染者数が4000人と過去最多。フロリダでも増え、カリフォルニアでも1日の新規感染者が4515人と過去最多を更新。都市封鎖(ロックダウン)は経済的打撃が大きく最悪の場合でない限り発動されない可能性が高いが、今よりも強い制限がかけられイベント開催ができなくなるリスクはある。

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観客を入れてのイベント開催を示唆

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 6月米ラスベガスでコロナ禍のなかイベント再開に踏み切ったTopRank社(米有力プロモーター)ボブ・アラム氏は「2000人から2500人の観客を集めることができる」。と会場の収容人数の20%前後の観客を入れてのイベントを示唆している。
 
 アラム氏9月に収容人数の20%前後観客を入れ、年末までに通常開催する計画を示しているが、現時点でネバダ州は原則、無観客開催しか認めておらずアラム氏の計画通りに進むかは不透明感が強い。感染再拡大すれば規制がふたたび強まる可能性は高い。

 観客を入れてのイベントは第2フェーズだ。無観客とは違い観客を入れての興行は感染拡大のリスクは高まるが、観客を動員してのスポーツ・イベント開催の期待が高まっている。封じ込めに成功した台湾が模範になるかもしれない。台湾では5月プロ野球が感染症対策のガイドラインが設置。観客を入れ開催し通常開催に向け動いている。

 5月は、2千人程度の上限を設けていたが新型コロナウイルスの一日の感染者数が0人が続き、感染リスクが低下したことで2万人を収容できるスタジアムで観客を8000人まで引き上げることが決まった。台湾では、 検温、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)はもちろん、実名での事前登録、マスク着用、渡航歴、体調を記した書類提出を義務付けている。

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カシメロ戦実現のハードルはビザ

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 カシメロ戦締結に向け、重要なのが米国のビザが発給されるかだ。現時点で米国入国に関しては、入国後2週間の隔離が義務付けられるが、入国に関しては問題にはならないだろう。夏頃にビジネス目的での渡航は事前のPCR検査を条件として緩和される可能性が高い。

 ただ、米国開催が本決まりしても日本から現地観戦することは難しいかもしれない。夏頃にビジネス制限が緩和されたとしても、観光目的の渡航が9月、10月の時点で緩和されるかは不透明感が強い。

 そして、問題があるとすれば井上のビザの発給だろう。3月の時点で井上を米国でプロモートするTopRank社ボブ・アラム氏は、ビザが発給される見通しだと公表したが発給されたかどうか不明。現時点では米国は新型コロナウイルス感染が拡大した3月以降ビザの発給を停止している。

 井上の対戦候補はカシメロと考えて間違いない。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大のリスクはくすぶる。6月カジノ営業を再開したラスベガスは一日の感染者は100人前後だったが、ネバダ州では2日連続で600人を超す感染者がでており、現時点で州が観客をいれてのイベントを認める水準とは言い難い。

 インパクトを考えれば米国にメリットがあることは理解できるが、米国は感染再拡大のリスクが高まり開催日程を決めるのは容易ではない。もちろん、大橋会長のコメントの通り感染症対策を実施して日本開催も視野に入るが、都内では緊急事態宣言の解除から感染者が急増。7月では2日連続で100人を超す感染者がでており第2波を警戒する声は多い。開催するにしても年末が妥当か。もちろん、その前に感染者数が抑える必要があり先行きは見通しにくい状況が続くだろう。

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