井上対ドネア、NHKが60年ぶりにプロ・ボクシング中継を復活。近年、日本で開催されるボクシング・イベントでは最大規模、11月7日運命のゴングまで残り僅かとなった。11月7日さいたまスーパーアリーナで行われるWBSS決勝、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)対ノニト・ドネア(フィリピン)の最終会見が6日、都内のホテルで行われた。米リング誌のドネアのインタビューを記載する。

 「日本での戦いは大きなイベントになる。2万シート以上がセットアップされ、大規模なイベントになるだろう。僕は、自らに課せられた使命が大好きなんだ。目標は議論の余地のない王者になること。これは、キャリアにおいて唯一達成していないことだしね。そして、井上との戦いがゴールではない。他にもベルトはあるし、自分にとってベストの階級だと自信を持っている。」

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ドネア、井上戦に意欲

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 5階級制覇を達成したドネア、バンタム級は約24ヶ月間だったが、井上と比較するとキャリアは経験豊富だ。バンタムでは負け無しで、長谷川を下したフェルナンド・モンティエル(メキシコ)を失神KO、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦はインパクトは見せられなかったが判定勝ちしている。

 「自分にはパワーがあるし、井上を恐れてはいないよ。ただ、これまで井上と対戦してきた相手は、彼のパワーに恐れを感じていたと思う。井上のパワーは歓迎だよ。僕にはこれまで培ってきた多くの経験があるしね。井上は、パワー、スピード、インテリジェンスと経験を兼ね備えたファイターと戦うことになる。」

 「トレーニング・キャンプの過酷さはとんでもなかったよ。井上を倒すことだけに集中している。ポイント決着になることも考えられるけど終わらせたい。これは僕が常に思っていることだし、早い段階で決着をつけたいと思っている。」

 一方の井上、スピード、パワー、クイックネスを高次元でブレンドし、短時間で相手を倒すことができる。これまで、KOを量産してきた井上は、2017年12月以降、4ラウンド以上の経験はないが、それが今戦の懸念事項になるとは思えない。直近、バンタムにあげジェイミー・マクドネル(英)、ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)は2回までもたなかった。

「早期決着もあるし長期化する可能性もありいくつものシナリオが考えられる。素晴らしい才能を持った2人が戦うことで、多くのファンを集めることができる。2人共ハード・パンチャーだし、この戦いは何が起こるかわからない。戦いのなかでスタイル・チェンジの可能性もある。

 色々な武器を持っているし、ファンは彼の持っている潜在能力を見たいとおもっているだろうし、多くのことがこの戦いで証明されると思う。それをファンが目撃することになる。井上は、僕と戦うことで多くのことでテストされることになる。お互い戦士だから、戦争のような戦いも喜んで受け入れる」。

 NHKが中継に乗り出しスポーツの枠超えた存在となった井上は多くの期待を背負う。「世代交代」井上が言うとおり、この戦いのミッションはドネアに引導を渡して、キャリアの第2ステージに進むことだ。

 一方のドネア、ドネアの使命は井上にストップをかけることだ。軽量級シーンで輝かしい功績を残したが、全盛期はすぎこれがラスト・チャンスで失うものはない。当然、オッズは井上に傾きアンダードッグだ。ただ、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の井上に勝てば大番狂わせ、将来殿堂入りが視野に入ってくる。ここ数戦は必ずしも万全のコンディションと言えないが、キャリアを左右するビッグイベント、ドネアは間違いなくベスト・コンディションに仕上げてくるはずだ。

(Via:The Ring

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