あと3日。WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級決勝の予備検診が4日、都内のホテルで行われた。決戦まであと3日となった7日、さいたまスーパーアリーナで挙行されるIBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)対WBA世界バンタム級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)戦の米ボクシング・シーンの記事を紹介する。

 ドネアは「とても興奮している。日本で井上尚弥と戦うことができて光栄だ。彼のことはリスペクトしています。彼は準備できているようだね。今日は、リラックスできている。でも、今日この場でどう感じたかは関係ないんだ。決戦の夜にリングで何を示すかが重要なんだ」とコメント。

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 「カネロ対コバレフの戦いのように、身長やサイズは勝敗には関係ない。ゲーム・プランがすべてなんだ。井上を倒すためのゲーム・プランがある。これまで、私が培ってきたキャリアの差がでるだろうね」。
 ドネアは、カネロ対コバレフを参考にだしたが、井上、ドネアの体格差はそこまで大きいものではない。身長では、ドネアが約6cm、リーチは3cmとなっている。キャリアではドネアに分があるが、ドネアがどれだけ強敵と戦い実績を残せているだろうか。

 スーパーバンタム級でギレルモ・リゴンドー(キューバ)に完敗してから思ったような結果を残せていない。フェザー級ではウォータースに負け。スーパーバンタム級に階級を下げ、プロモートするTopRank社が送り込んだマグダレノに負け、その後もカール・フランプン(英)に大差判定負けを喫している。

 一方、井上は「ノニトの唯一のアドバンテージはキャリアだ。彼は多くのビッグ・ファイトを経験してきている。彼は僕よりも身長が高くリーチがあるが、体格差については、トレーニング・キャンプで準備できている」と説明。「トレーニング・キャンブは完了しました。今は、決戦の夜までリラックスして回復に務めます。僕がやるべきことは、100%のコンディションを作り、それをリングで見せることです」。と述べている。

 井上が言うとおり、ドネアが優れているのはキャリアだ。だが、井上が脅威となるようなアビリティを今のドネアが持ち合わせているかどうかは疑問だ。現に、WBSSでも自分の強やを証明してきたわけではなく、決勝の舞台に上がってこれたのは運が味方した面が大きい。

 準々決勝ライアン・バーネット(英)戦はあっけなく終わった。4回、バーネットは腰を抑え込みリングに倒れた。その後、バーネット陣営は棄権を申し出て試合は終了。途中まで、主導権支配に長けるバーネットが主導権を握っていた。

 ドネアは準決勝でWBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(英)と戦うことが決まっていたが、テテが負傷しWBSSを辞退。抜擢されたのは殆ど無名のランカー、ステフォン・ヤング(米)だった。テテの負傷はどの程度だったが、明らかとなってないが、テテが辞退したのは報酬や条件の可能性がある。WBSSは資金調達が上手くいってなく、スーパーライト級にエントリーしていたイバン・バランチェク、レジス・プログレイス(米)らが離脱を表明していた。

(Via:boxingscene

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