新型コロナウイルスの影響で国内のスポーツ・イベントが中止や延期に追い込まれている。5日、日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッション(JBC)は国内で開催するプロ・ボクシングの興行を4月15日まで中止とすることを発表。4月5日に東京・後楽園ホールで行われる新人王予選は例外として無観客試合で開催する。

 すでに、JBCは3月に行われる興行を中止にすることを発表。中国で発生した新型コロナウイルス感染は世界に拡大し景気減速、経済の停滞を懸念する声は日増しに強くなってきている。日本でも大型イベントの自粛要請がはじまり、プロ・ボクシングだけでなくスポーツイベントは軒並み中止に追いやられ損失額は数百億円にのぼるという。

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 大相撲春場所は無観客試合で、7億2500万円、プロ野球はオープン戦、全試合が無観客となり約64億円の減収。サッカーJリーグは3月15日までの全公式戦が中止となり約50億円の減収、ラグビーは16試合延期が決まり1億円の損失だという。

 中国、韓国、日本だけでなく、欧米にもコロナウイルスが拡大しアメリカではカリフォルニア州、ニューヨーク州が非常事態宣言が発令されている。先週、NYダウは1000ポイントの急落、感染拡大と中東の原油ショックが加わり、週明け9日の日経平均は5%急落。円高が進行し一時101円台となった。

 米国の感染拡大で懸念されるのが4月25日米ネバダ州ラスベガスで予定している井上対カシメロ戦が行われるかどうかだ。まだ、開催まで1ヶ月以上の期間があるが、コロナウイルス収束の見通しは立ってない。感染が拡大すればイベント中止の可能性も高く、たとえイベント開催に踏み切ったとしても感染拡大が続く米国が日本からの入国拒否の措置をとれば入国はできなくなる。

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