タイソンがジョーンズ戦で受け取るファイトマネーが10億円になることが分かった。米メディアによると、11月29日米ロサンゼルスで行われたマイク・タイソン(米)対ロイ・ジョーンズJr.(米)のエキシビジョン・マッチの有料課金(PPV)が120万世帯に到達したことが分かった。タイソンのファイトマネーと、最近のPPVボクシングイベントのデータを比較してみたい。
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試合前、ジョーンズJr.の怪我が心配されたが8ラウンド終了。タイソン、ジョーンズともに怪我なくリングから降りてきたことに安堵したファンも多かったのではないだろうか。現役を退いてから15年以上が経過、改めてタイソンがビッグネームであるということを認識した。
PPVはカネロ対ゴロフキン2を超えた
PPV収益 約9350万ドル
PPV件数 110万世帯
PPV料金 85ドル
PPV件数だけみると2018年9月16日米ラスベガスで行われたゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)対サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の110万件の記録を越えた。
現役のヘビー級タイトルマッチを超えた
PPV収益 6800万ドル
PPV件数 85万世帯
PPV料金 80ドル
2020年2月22日に米ラスベガスで行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、デオンテイ・ワイルダー(米)対タイソン・フューリー(英)再戦の85万件を超す記録となっている。PPVの料金が違うためPPV収益としてはワイルダー対フューリー再戦、ゴロフキン対カネロ2に軍配があがる。
タイソン対ジョーンズPPV収益は5998万ドル
PPV収益 5998万ドル
PPV料金 49.99ドル
米国の記者は、最終的にタイソンが1000万ドル(約10億4000万円)、ジョーンズが300万ドル(約3億1200万円)稼ぐ見方をしていたとおり。2人が手にする報酬はこの金額に近いものになりそうだ。
タイソンのファイトマネーは10億
PPVの料金は、49.99ドル、120万世帯としてPPV収益は5998万ドル(約62億円)にのぼる。最終的な配分は変わる可能性があるが、50%が配給事業者、10%をプロモーター、残り40%約1499万ドル(約15億6602万円)がタイソン、ジョーンズが受け取るPPV歩合となる。
試合を管轄するカリフォルニア・コミッションは、タイソン、ジョーンズJr.の報酬は100万ドル(約1億447万円)と発表。これは最低報酬で最終的にPPVの歩合報酬が加算されファイトマネーを一気に引き上げる。
タイソンは、イベンダー・ホリフィールド氏との再戦に強い関心を示しており、動向に大きな注目が集まっている。
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