ギレルモ・リゴンドー(キューバ)/21戦19勝13KO1敗1KOが階級をバンタム級に下げ、空位のWBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座決定戦に出場。リボリオ・ソリス(ベネズエラ)/37戦30勝14KO5敗1分と争うことが分かった。現地時間12月21日、米オンタリオで挙行されるWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、トニー・ハリソン(米)対ジャーメル・チャーロ(米)再戦のアンダーカードにセットされる。

 バンタム級は、WBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(大橋)がWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)で優勝、今後、統一戦を含めバンタム級最強を求める声が加速しそうだ。

Sponsor Link

photo by:boxingscene

 マイアミに居住するギレルモ・リゴンドーは、2017年12月8日米ニューヨークにあるMSGシアターで、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とのPFP(パウンド・フォー・パウンド)頂上決戦に臨んだもの、ウクライナンのスピードに翻弄され6回棄権してTKO負けで完敗。

 長期に渡りリングに復帰しないことで、引退も囁かれたが北米で勢力を強めるアル・ヘイモン(氏)と契約を結び、ヘイモンが指揮するプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)のリングで復帰し2連勝している。

 約12ヶ月ぶりに復帰したリゴンドー。ロマチェンコ戦から2連勝しているが、直近で戦ったフリオ・セハ(メキシコ)は1年以上試合をしておらず、格下相手でリゴンドーの調整役だったことは否めない。

 デルガノ戦は圧力をかけ、上下にパワー・パンチを打ち分けコーナーに追い詰め最後は、左のパワフルなパンチを浴びせダウンを奪い10カウントで再起に成功。
 
 フリ・セハ戦は、打ち合いのすえ仕留めたのは見事だったが、打たれ脆い面があるリゴンドーにとって打ち合いはリスキーな選択だった。いつもより、積極的に倒しにいったのはPBCが主宰し米地上波FOXが中継する舞台だったことがファイト・スタイルに影響したのだろう。

 この日、リゴンドーは1回から強いパンチを振るい前進するセハの打ち合いに付き合わされた。リゴンドーの的確なシャープなカウンターがヒットしたが、タフなセハは効いたそぶりも見せず、接近戦でボディ、アッパーで対抗した。

 リゴンドーは自ら下がるというより、セハの強いプレスに屈したように見えた。フットワークは完全に消滅し捕まった。同胞のエリスランディ・ララ(キューバ)と同じく運動量は確実に減った。

 得意ではない接近戦で無謀にも打ち合ったのは、そうせざるをえない状況だったのかもしれない。39歳と高齢となったリゴンドー、次戦の相手は37歳のソリスが相手、タフな戦いを強いられる可能性は高そうだが、勝てばWBAスーパー王者井上尚弥の次点にランクされる。

(Via:ESPN

Sponsor Link