2020年カム・バックが期待されたフロイド・メイウェザーJr.のリング復帰の見通しは暗い。カム・バックの期待は大きいが、メイウェザーは悲劇が続いている。友人だったNBA選手のコービー・ブライアント(米)が事故死。3月には元恋人のジョシー・ハリス氏を亡くし、1週間後に叔父のロジャー・メイウェザー(米)が亡くなった。

 メイウェザーJr.は、UFCのダナ・ホワイト氏と2020年秋復帰に向け動いていた。元恋人を亡くし、プロで支えられた叔父のロジャー・メイウェザーを亡くしたことは、メイウェザーのライフイベントで大きなことであることは間違いない。

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 そして、中国で拡大した新型コロナウイルスは米国にも感染が急速に拡大している。CDC(米疾病対策センター)が50人規模のイベント自粛を勧告したことで、米各州で格闘技を統括するコミッションは、ボクシングや格闘技のイベントのキャンセルを余儀なくされている。

 収束するどころか感染者は日に日に増加。メイウェザーがターゲットにしている5月メキシコの祝日にあたるシンコ・デ・マ・ヨ開催は絶望的だ。カネロはラスベガスでビリー・ジョー・サンダース(英)戦が合意していたが、コロナウイルスの影響で6月に延期。米政府は急ピッチで感染拡大抑止の対策を進めているが6月に収束するかは不透明だ。

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ロジャー・メイウェザーの死

 メイウェザーが好きな人であれば、叔父ロジャー・メイウェザーとのミットワークのシーンを思い浮かべる人も多いはずだ。ブラック・マンバの相性を持つロジャー・メイウェザーは、1981年にプロ入り、スーパーフェザー、スーパーライト級の2階級制覇を達成した。

 キャリアの中でフリオ・セサール・チャベスSr.(メキシコ)、パーネル・ウィテカー(米)戦が有名だ。83年、サムエル・セラノ(プエルトリコ)のもつWBA世界スーパーフェザー級王座に挑戦し8回TKO勝ちで王座を獲得。85年フリオ・セサール・チャベスSr.に挑戦したが2回TKO負けで王座奪取に失敗。87年NABF北米ライト級王座決定戦でパーネル・ウィテカー(米)と対戦したが0−3の判定負けを喫した。

 87年11月WBC世界スーパーライト級王者レネ・アルレドンド(メキシコ)と戦い6回KO勝ちでWBCスーパーライト級王座獲得に成功し2階級制覇を達成した。その後、96年にメイウェザーがプロ入りすると99年現役引退してメイウェザーのトレーナーとなった。

 98年までメイウェザーのトレーナーを努めていたが、メイウェザーの父親メイウェザーSr.が刑務所から出所したことで父親がメイウェザーのトレーナーとなったが、2000年メイウェザーが父親を解雇し再びロジャー・メイウェザーをヘッドトレーナーとして呼び戻した。

 2013年9月、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦で、メイウェザーとのミットワークが見れたが、パンチドランカー、糖尿病を患い健康状態が悪化したことで、トレーナーから降り父親がメイウェザーのトレーナーを引き受けた。メディアに姿を見せなくなり、徘徊や健康状態が悪いことが伝えられていた。58歳だった。

(Via:boxing scene

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