”エマヌエル・ナバレッテ”ボクシング界でもっともビジーな世界王者といえばこの男で間違いない。WBO世界スーパーバンタム級王者エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)は12ヶ月換算だとこれが5試合目となる。12月7日フランシスコ・ホルタ(メキシコ)/24戦20勝10KO3敗1分と4度目の防衛戦に臨むことが分かった。

 ナバレッテは、米ニューヨークの殿堂MSGシアターで、アイザック・ドグボー(ガーナ)を破りWBOタイトルを奪取した以来、米国を主戦場としていたが母国メキシコで凱旋防衛戦に臨む。TopRank社(米有力プロモーター)が主宰するイベントはESPN(米スポーツ専門チャンネル)ESPN+でストリーミング配信される。

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 アンダーカードには、スーパーフライ級で8度目の防衛戦を迎えるIBF世界スーパーフライ級王者ヘルウィン・アンカハス(フィリピン)/34戦31勝21KO1敗2分が登場。ペルー出身のミゲル・ゴンサレス(チリ)/33戦31勝8KO2敗1KOを相手に防衛戦を行う。

 「ナバレッテはメキシコの若手の中で優れたチャンピオンの1人だ。彼の物語は始まったばかりです」と語ったのはナバレッテをプロモートするTopRank社を率いるボブ・アラム氏だ。
 
 北米のボクシング界は選手の需要が以前よりも増し、選手にとってチャンスは増えている。だが、有力プロモーターと契約したからといっても安泰ではない。サバイバル・マッチに勝ち続けなければスターにはなれない厳しい環境に変わりはない。そのサバイバル・マッチで勝ち続けているのがナバレッテだ。

photo by:boxingscene


 ナバレッテは、WBO地域タイトルを勝ち取りトップ成績でTopRank傘下のジェシー・マグダレノ(米)をストップ、快進撃を続けていたアイザック・ドグボー(ガーナ)と戦い2戦2勝。アメリカン・ドリームを掴み取るドグボーの夢を打ち砕いた。

 おそらく、アラム氏はヒスパニック・コミュニティが多く居住する米西海岸でナバレッテを上手く育てあげる気なのだろう。すでに、フェザー級への進出も公言しており、アラム氏はWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級で優勝した井上とのマッチメークをほのめかしているが、ナバレッテがスーパーバンタム級にいつまで留まっているかは不透明感が漂う。

 「愛する故郷メキシコで今年を締めくくれることに興奮している。」
 ドグボー戦から2戦勝っているが、何れも中堅クラスの選手だ。このクラスでは身長170cm、リーチ183cmと恵まれた体格の持ち主だが、まだまだ荒削りな部分も多くキャリアを積み重ね成長したいところが本音だろう。

(Via:ESPN

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