ダニー・ガルシア(米)は1月25日、米ニューヨーク・ブルックリンにあるバークレイズ・センターで、イワン・レドカフ(ウクライナ)と対戦することが正式に決定。WBC(世界ボクシング評議会)のエリミネーター・マッチで行われ勝者はWBCウェルター級の指名挑戦権を獲得する。

 イベントはPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のトリプルヘッダーとして行われガルシア対レドカフをヘッドラインとして、アンダーカードには、ジュリアン・ウィリアムズ(米)に敗れ王座から陥落したジャレット・ハード(米)が登場。フランシスコ・サンタナとのスーパーウェルター級10回戦の再起戦がセットされる。

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photo by:boxingscene


 ガルシアは、WBC・IBF世界ウェルター級統一王者エロール・スペンスJr.(米)との交渉が基本合意していたが、スペンスが交通事故を起こし消滅した。ガルシアはPBCでメインを務める人気者で、ポーターに敗れた以降、再起戦でアドリアン・グラナドス(メキシコ)にストップ勝ちをしたもの2019年は1試合という試合枯れ陥っている。

 相手のイワン・レドカフは、メンデス、モリナJr.に連敗を喫したが再起に成功し3連勝中。2019年6月デボン・アレキサンダー(米)に勝ち勢いを取り戻している。勝ったほうがエロール・スペンスJr.(米)へ挑戦する形だろう。一方、愛車フェラーリを大破させる大事故を起こしたエロール・スペンスJr.(米)は米メディアから間もなくジムに復帰すると伝えられている。

2020年、年明けはじめのShowtimeのカードとなるが、インパクトにかけるカードだ。やはり、ボクシング中継から撤退するのだろうか。2019年、PBCが新たにFOXと契約したことで主力カードは全てFOXに移りShowtimeは低予算カードが中心だ。

 Showtimeで計画していたWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)対ルイス・オルティス(キューバ)再戦は、FOXのPPV(ペイ・パー・ビュー)で中継。2020年2月に予定されるワイルダー対フューリーの再戦もFOX、ESPN合同PPVになる見通しだ。

 PBCがFOXと提携した際、Showtimeとのカードの棲み分けに注目が集まったが、最近では低予算興行の殆どがShowtimeで中継。注目度の高いイベントはFOXが中継に乗り出しShowtimeの存在感は弱まっている。おそらく、2020年以降もこの形は変わらないだろう。ケーブルTV離れが深刻化する北米マーケット、ストリーミングの波が押し寄せている。

 対立するESPN(米スポーツ専門チャンネル)は主力のケーブルTVでも中継するが、TopRank(米有力プロモーター)が主宰するカードの殆どは2018年に新たにローンチしたネット配信ESPN+で配信している。そして、ようやく北米でサブスクリバーを伸ばしたDAZNもストリーミング配信だ。2020年以降、Showtimeがどういった方針を示すのか注目したい。
 
(Via:boxingscene

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