すっかり、Aサイドが定着したカール・フランプトン(英)、WBO世界フェザー級オスカル・バルデス(メキシコ)との軽量級ビッグ・ファイトが既定路線と考えられていたが、母国ベルファストの他、米ニューヨークにもファン・ベースがあるフランプトンのオプションは豊富だ。

 フランプトンをプロモートするトップランク社(米有力プロモーター)ボブ・アラム氏は「カールが130ポンドにあげれば、それは彼にとって最短ルートになる」スーパーフェザー級まで対戦相手を広げビッグ・ファイトを模索する構えだ。

 IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(英)に負けトップランク社と契約したフランプトンは現地時間8月10日、米フィラデルフィアでエマヌエル・ドミンゲス(ドミニカ共和国)と再起戦を行うことが決まっていたが、フィラデルフィアのホテルで手を骨折して試合は中止となっている。

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バルデスはWBO王座返上が濃厚

photo by:boxingscene

 アラム氏は、はやくからWBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)とカール・フランプトン戦を示唆していたが、バルデスはWBO(世界ボクシング機構)から同じトップランク傘下ホープで、同級1位シャクール・スティーブンソン(米)との指名戦が命じられた。

 だが、トップランク社は、傘下に収める有力選手同士の潰しあいは殆どさせない。いつもどおり王座を返上して階級を上げさせホープにタイトルチャンスの機会を与えるのが常套手段。はやくから減量苦を口にしているバルデスはビッグ・ファイト路線で、スティーブンソン戦には関心をしめしておらず、王座を返上する公算は高い。そうなった場合、シャクール・スティーブンソンは、同級2位ジョエ・ゴンサレス(米)と王座決定戦を争うことになる。

 「彼が130ポンドに上げればフランプトンはヘリングともできると思うしノン・タイトルだけどバルデス戦に進むことができる、これはアメリカでも大きな戦いになる」
 以前からスーパーフェザー級への階級アップも示唆していたことから上げる可能性は十分あるが、フェザー級でも小柄でパワー、フィジカルが通用しなくなっている面もありリスクは伴う。もし、上げるならナチュラルなWBO世界Sフェザー級王者ジャーメル・ヘリング(米)戦は避け、体型も近いバルデス戦が現実路線。バルデスにとってはタイトル挑戦前にスーパーフェザー級テストマッチとしても最適だろう。

(Via:boxingscene

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