カネロにスペンス、チャーロ、プラントが挑戦状。契約問題は解決するのか。

 法廷闘争中のカネロ、2020年内復帰はできるのだろうか。ボクシングの顔となったカネロに挑戦状が届いているが2020年内にできるかどうか。ただ、実現すればどれも注目の一戦になることは間違いない。現状のカネロの状況。対戦相手を占ってみたい。

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カネロ、契約違反を主張

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 「今のところ試合の予定はないけど、1ヶ月後の試合であれば可能だ。年末までになにか出来るかもしれない。もし無理なら来年の早い時期に試合をしたい。カネロはそのためにジムワークしているよ」。
カネロのヘッド・レイノソ氏は年内復帰の可能性を否定しなかったもの、先行きは見通しにくい。

 カネロは契約するGBP、DAZN(ダ・ゾーン)を相手取り訴訟を起こし法廷闘争中だ。DAZNは、カネロに報酬2000万ドル、購読者増加の歩合の和解案を掲示したものカネロは拒否。米ロサンゼルス連邦裁判所は書類不備がありカネロ陣営に再提出を求め、カネロ陣営は書類を裁判所へ再提出。長期化する恐れもくすぶる。

 カネロは、契約違反があったとし米ロサンゼルスの連邦裁判所へ契約するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とDAZN(ダ・ゾーン)を相手取り訴訟を起こし2億8000万ドル(約297億円)の損害賠償を求めている。

 エロール・スペンスJr.(米)、IBF世界スーパーミドル級王者カレブ・プラント(米)、WBA世界スーパーミドル級王者カラム・スミス(英)、WBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米)がカネロへ挑戦状を叩きつけている。

カネロ対スペンス

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 「スペンスがミドル級での試合について言及。ミドルでの試合は面白い試合になるだろう。ただ、階級差があり今は難しい。12ヶ月、ブランクがあるし今直ぐ160ポンド(ミドル級)まで落とすことは難しい」。
 レイノソ氏が言うとおり将来的なマッチメイクならまだしもライトヘビー級にあげたカネロがミドル級に落とすことは肉体的な負荷が大きくリスキーだ。ウェルター級のスペンスはミドル級まで視野に入っていることはわかるが、増量しウェルター級で通用していたパワーが2階級上のミドル級で通用するかどうか。

 たった2階級だがウェルター級〜ミドル級、このクラスの階級アップは簡単なものではない。ケル・ブルック(英)が2階級増量してゴロフキンに挑戦し前半は善戦を見せたが、終わってみれば惨敗。眼窩底骨折を負いキャリアで受けたダメージは大きかった。

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カネロ、プラント、スミス、チャーロ

 「カレブ・プラントは168ポンドで優れたファイターで有ることを証明した。一方、カラム・スミスはジョン・ライダーに試合では勝利したが勝てなかったと思っている。ジャーモール・チャーロは大きく飛躍している。これは大きな試合になるけど、来年以降だろう」。

 米国であれば、評価を上げてるIBF世界スーパーミドル級王者カレブ・プラント(米)。デレイビャンチェンコを寄せ付けなかったWBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米)戦は注目の一戦となる。

 プラントはホセ・ウスカテギと対戦しIBF王座を獲得。マイク・リー、ビンセント・フェイゲンブッツをTKOで下し2度の防衛に成功。米リング誌スーパーミドル級では2位の評価となっている。プラントはミドル級でスタートし地味な存在だったが、王座を奪取してから大きく成長している。

 ミドル級で評価を上げたのがチャーロだ。セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)を最大の武器パワーで全く寄せ付けずに勝利した。米リング誌では2位の評価となっているが1位のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)を脅かす存在であることは間違いない。カネロが戦うとすればスーパーミドル級だが本人は階級アップを歓迎いている。

 ただ、カネロの試合はGBP、DAZNの問題が解決しなければ難しい。長期化すればマイキー・ガルシア(米)、アンドレ・ウォード(米)のように拘束されキャリアで大きな痛手となる。互いの妥協点を見つけることができるだろうか。

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