カネロ次戦ラッシュモア山国立記念公園、アルカトラズ島が候補地として浮上

 コロナ禍のなか次戦2020年9月12日メキシコの独立記念日にセットされているメキシカン・スーパー・スターのカネロ。ユニークな開催地が候補に挙がっている。カネロと契約するGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)はサウスダコタにあるラッシュモア山国立記念公園、アルカトラズ島について言及した。

 カネロと契約するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)オスカー・デラ・ホーヤ氏は、長い間関係のあるカリフォルア州インディオにあるファンタジー・スプリング&カジノ・リゾートで9月12日メキシコの独立記念日の週末が1つの計画案であることを示した。

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カネロの次戦はどうなるのか

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 サウスダコタ、アルカトラズ島での開催になれば注目を集めることができるが、最有力はGBPが積極的に興行をしかけるカリフォルニアにあるファンタジー・スプリング&カジノ・リゾートだろう。だが、観客を動員しての開催は厳しいと言わざるを得ない。

 カリフォルニア州では、州を管轄するコミッションと無観客でのイベント開催が認められ7月24日GBP興行で再開するが、通常開催までの道のりは険しい。カリフォルニア州は都市封鎖が解除され経済活動を再開したもの新型コロナウイルス(COVID-19)の第2波が迫っている。

 新型コロナウイルスの感染再拡大を受け知事は、レストラン、映画館、美容院など一部サービスの閉鎖を命じ、ふたたび行動制限の再導入を決めた。米ニューヨーク・タイムズ誌によれば7月16日、米国の新規感染者が7万4000人を突破し過去最多を更新。カリフォルニでは新規感染者が1万人を超えた。7月14日、一日あたりの死者数は140人と感染者、死者数も増加傾向にある。

 フロリダ、テキサス、アリゾナでも同様に感染者は急増。もっとも感染者が多かったニューヨークでは感染拡大はみえないものニューヨーク州クオモ知事は「増加にむかうだろう」と警戒感を強めている。

 制限措置は、人口の多いロサンゼルスを含む人口が70%を占める19郡が対象。制限措置はすくなくても3週間は続く見通し。この現状をみれば州は観客動員してのイベントを認めるとは現段階では考え難い。

カネロの報酬は下がる可能性も

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 カネロの報酬は契約するDAZNから支払われるが、今戦は一時的に報酬ダウンの可能性がある。1試合につき最低3500万ドル(約39億円)と言われているが、コロナ禍で対戦相手を米国に招致できる懸念される。

 対戦相手はもとより、コロナ禍のなかで感染症対策などのコストも増す。トップランクは米ラスベガスで”バブル”興行をスタートしたが、新型コロナウイルスの検査費用は2万5000ドル(約270万円)と無観客でゲート収益(チケット、販促品の収益)がないなか利益を押し下げている。

 もちろん、カネロの報酬はDAZNの契約条件で詳細はわからないが、満足のいく対戦候補が用意できない場合は報酬ダウンの可能性もあるだろう。DAZNは新型コロナウイルスがパンデミック(世界的流行)となり経済的に大きなダメージを負っている。

 主要スポーツは全面的に延期や中止。過去のアーカイブは充実しているとはいえ一時的に解約する人が急増したことは間違いない。そして、社員はレイオフ(一時帰休)の報道もある。もちろん、米国は日本とは雇用に違いがあり一概には言えないが、収益は厳しいことは間違いない。

 DAZNは、2020年3月サービスを提供する地域を世界200カ国以上に展開。広告塔のカネロを中心にボクシングをメイン・コンテンツとして配信すると宣言。負債も減り新たなスタートを切ったが、新型コロナウイルスの影響で世界は急変した。

 スポーツだけでなく世界の産業構造、ビジネスモデルも今後変わっていくことが確実視される。メインコンテンツのボクシングを基軸とした事業をコロナ禍でどう成長させていくのか。DAZN、そしてスポーツ・ビジネスは歴史的な試練を迎えている。

(Via:boxing scene

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