2016年夏に期待されているWBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)、WBC世界スーパーライト級王者・ビクトル・ポストル(ウクライナ)の王座統一戦の交渉が大筋合意したことが分かった。トップランク(米・大手ボクシング・プロモーター)ボブ・アラム氏は、米・ボクシング専門メディアESPNへ、テレンス・クロフォードが、ビクトル・ポストル戦にサインしたことを明かした。

 試合は、米国現地時間2016年7月23日、ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催。HBO(米・大手ケーブルTV局)がペイ・パー・ビュー(PPV)で配信する計画となっている。ボブ・アラム氏は、アンダーカードに、WBO世界スーパーミドル級王者・ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)の初防衛戦。5月14日、香港で次戦が決まっている村田諒太(帝拳)。フェザー級トップ・プロスペクトのオスカー・バルデス(メキシコ)の出場を計画していることを明かしている。

 ボブ・アラム氏は、正式合意にあたり幾つかの課題があるが、報酬面など交渉に重要な契約については両陣営は既に同意済み。2016年5月10日米・ロサンゼルスで、正式記者会見を予定。米国内で2度目の記者会見が、クロフォードの地元オマハで計画していると述べている。

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 既に、ビクトル・ポストル陣営は、テレンス・クロフォードとの対戦に同意。交渉は、テレンス・クロフォード陣営の回答を待つばかりとなっていた。当初、対戦合意について、プロモーター間の弊害もなく条件面さえ同意出来れば実現が高いと言われていたが、テレンス・クロフォードが、報酬面に難色を示し交渉成立を危惧する声も出て暗雲が立ち込めていた。

 ボブ・アラム氏は、同興行のイベント枠で、フリオ・セサール・チャベスSr.(メキシコ)、ロベルト・デュラン(パナマ)が、2ラウンドのエキシビジョンを用意すると語っている。

 地元米・ネブラスカ州オマハで絶大の人気を得るテレンス・クロフォードだが、米・西海岸でのメインイベンターとしての興行は初となる。親会社のタイム・ワーナーの業績不良の影響で、HBOのボクシング中継の予算は縮小。予算枠が無いことからPPV配信となった背景もある。ラスベガスは、クロフォード、ポストルがゆかりの無い土地、ラミレス、バルデスの出場は、ヒスパニック層の指示を得るためでもありそうだ。

 気になる村田諒太の出場だが、勿論、出場は次戦に勝つこと、怪我が無いことが前提。対戦相手は未定だが、村田が出場するとなれば、PPVアンダーカード枠の可能性も考えられる。そうなれば必然的に、対戦相手のグレードは上がる。去年、一度、マット・コロボフ(ロシア)との対戦が囁かれたことがある。決まれば面白いが先ずは次戦の試合内容を期待したい。

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(Via:boxingscene