WBA・WBO・IBF世界ライトヘビー級3団体統一王者・セルゲイ・コバレフ(ロシア)が次戦、約4年半ぶりに母国ロシアで凱旋防衛戦を行うことが決定した。コバレフをプロモートするメイン・イベンツ キャシー・デュバ氏は、 コバレフが、現地時間2016年7月11日、ロシア、エカテリンブルクにあるDIVSスポーツ・パレスで、WBO世界ライト・ヘビー級15位のイサック・チレンベ(マラウィ)を相手に防衛戦を行うことを発表した。

 セルゲイ・コバレフは、米国に主戦場を移し、現在は家族と共に米・ロサンゼルスに居住。世界王者となり、初めて母国ロシアで凱旋防衛戦に挑む。2015年11月、ロシアでの凱旋防衛戦となる予定だったが、開催日程がいくつかのボクシング・イベントと重なる為、競合を避けるために延期となっていた。

 凱旋試合が決まったコバレフは、「母国ロシアで試合ができることに興奮している。母国でタイトルマッチをできることを誇りに思う。マネージャーのエイジス・クリマス、プロモーターのキャシー・デュバ、スポンサー、私の夢だったロシアでの凱旋試合を実現させたくれたことに感謝したい。チレンべは、タフで難しい相手。彼との試合に向け、トレーニングするよ。」と語っている。

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 キャシー・デュバ氏は、2016年内にも実現が期待されるアンドレ・ウォード(米)との対戦へ向け、チューンナップ戦を欲しかったと話す。「チレンべは、コバレフにとって簡単な相手ではありません。我々は、11月に計画しているアンドレ・ウォードとの試合に向け、ロシアでコバレフにとって難しい挑戦者が欲しかったというのは事実です。」と語っている。

 アンドレ・ウォードは、2016年3月、サリバン・バレラ(キューバ)に勝利。IBF世界ライトヘビー級王座挑戦権を獲得した。もっとも、ウォードがHBO(米・最大手ケーブルTV局)と契約した際、セルゲイ・コバレフとの対戦が契約条項にあり、コバレフとの対戦は近い将来、実現することが規定路線であった。

 正式契約前だが、既にキャシー・デュバ氏、ウォードをプロモートするロック・ネイション・スポーツは、直接対決前にお互い、臨時の試合を1試合挟むことで対戦に同意。当初、臨時の試合は6月前に行う必要があったが、キャシー・デュバ氏は、7月に試合を行う修正案を提出し同意を得ている。

 コバレフ、ウォードの試合は、現段階で2016年11月19日、米・ネバタ州ラスベガスか、ニューヨークで開催することを目標に進められている。

(Via:ESPN boxing