IBF世界スーパーフェザー級王者・ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が次戦、同級王座統一戦を希望していることが分かった。減量苦を理由にライト級への階級上げを示唆していたホセ・ペドラサだが、WBC世界スーパーフェザー級王者・フランシスコ・バルガス(メキシコ)、WBA世界スーパーフェザー級正規王者・ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)を挙げ、王座統一戦を望んでいることを明かした。

 「あと1試合スーパーフェザー級で試合をしてから、その後、ライト級へ上げることになるだろうね。130パウンド(スーパーフェザー級リミット)で統一戦を出来れば、それがベストだ。私は、フランシスコ・バルガス、ハビエル・フォルトゥナを統一戦の候補としてみている。私は、彼らとの試合に興味を持っている。」と語っている。

 2016年4月16日米・コネチカット州レッドヤードにあるフォックスウッズ・リゾートで、IBF世界スパーフェザー級1位、指名挑戦者であるスティーブン・スミス(英)と対戦し、3−0の判定勝利を収め2度目の防衛に成功している。

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 ホセ・ペドラサは、同胞である同級WBO王者・ローマン・マルチネス(プエルトリコ)との王座統一戦については否定。もっとも、現段階でプエルトリカン同士で統一戦を争ったとしても、両者に何のメリットも無い。マルチネスは、次戦6月11日米・ニューヨークにあるマディソン・スクウェア・ガーデン・シアターで、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との2度目の防衛戦が決定。ペドラサは、マルチネスのロマチェンコ戦のスパーリング・パートナーを務める話が浮上している。

 ロマチェンコは、フェザー級で統一戦を望むもプロモーターの弊害に阻まれスーパーフェザー級へ進出。はやくも統一王者になることを目標に掲げ、統一戦の機運が高まっている。しかし、WBO(世界ボクシング機構)、IBF(国際ボクシング連盟)は、WBA王者をスーパー王者として認識。正規王者・ハビエル・フォルトゥナとの統一戦が実現できるかは疑問が残る。

 そして、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との交渉が決裂し、フォルトゥナとの交渉も失敗に終わったWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)次戦は、同級暫定王者・ジェスレル・コラレス(パナマ)との防衛戦が決定。WBA(世界ボクシング協会)は、フォルトゥナとの王座統一戦を次戦以降に持ち越しとしたが、ファン待望の北米での試合が実現するかは、プロモーターの手腕に掛かってるといって良いだろう。

 スペインの新参プロモーター、BBプロモーションズと契約を交わしたと報道されたユリオルキス・ガンボア(キューバ) は、50セントとの契約を更新。ニコラス・ウォータースと、スーパーフェザー級で復帰戦を行うとの見方もあるが、トップランクとの契約問題が解消されたマイキー・ガルシア(米)に対しメイウェザー・プロモーションズが接近している噂が浮上。流動的となるが、一度は消滅したガンボア、ガルシアのカードの可能性もでてきている。

 バルガスとの激闘が米国で評価され、復帰戦が5月7日に決まった三浦隆司も、近い将来、北米でタイトルマッチに絡んでくる雰囲気があり、2016年、スーパーフェザー級の今後の動向に注目が集まっている。

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(Via: boxingscene