「ゴンサレスと統一戦が実現しなければ階級を上げる」 WBA・WBO世界フライ級統一王者・フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)は、ESPN Deportesのインタビューでそう語った。26歳の誕生日を迎え、フライ級でWBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との統一戦が実現できなければ、スーパーフライ級へ階級を上げることを明かした。

 「フライ級でゴンサレスとの対戦が実現出来なければ、スーパーフライ級に階級を上げる。私は、フライ級でベストであることを証明したい。それは、正しい方向性だと思っている。」とゴンサレスとの頂上決戦を希望した。

 エストラーダの次戦は、6月か7月に開催を予定。ゴンサレスとの統一戦が最優先だが、対戦候補として、WBA世界暫定スーパーフライ級王者・ルイス・コンセプション(パナマ)を挙げ、エストラーダは対戦に同意する方針であることを明かしている。

Sponsor Link

 エストラーダは次戦、WBO世界ライトフライ級王者・ドニー・ニエテス(フィリピン)との交渉が報じられていたが、ニエテスをプロモートするALAプロモーションは、2016年5月28日に、対戦相手は未定だが9度目の防衛戦を行うことを発表。その後、WBO(世界ボクシング機構)は、指名挑戦者・モイセス・フェンテス(メキシコ)との指名戦を命じていることから、ニエテス戦は消滅したと考えていいだろう。

 エストラーダ、ゴンサレスのリマッチの期待の声は高く、HBO(米・最大手ケーブルTV局)もマッチメークに興味を示していることは事実。ゴンサレスが、4月23日に予定されているマックウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)に勝利すれば、交渉が具体化してくるはずだろう。

 エストラーダは、長期に渡り負傷していた右手の手術を受け、回復まで休息を余儀なくされていた。復帰戦で、ゴンサレスと試合を行うかは、流動的となりそうだ。ゴンサレスは、エストラーダとの再戦に軽量級では破格の100万ドルの報酬を要求している。

 中継するHBOは、親会社のタイム・ワーナーの業績不良を受け、ボクシング中継の予算は減少。報酬、条件面での懸念が残る。

 何れにせよ、ゴンサレスはWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)とのスーパーファイトを求め、スーパーフライ級へ階級を上げることを示唆していることから、2016年後半から2017年にかけて、軽量級でのビッグマッチの機運が高まりそうだ。

関連記事:
エストラーダ、ロマゴンとの前哨戦でニエテスと対戦か?!

(Via: boxingscene