米国現地時間、2016年4月23日カリフォルニア州イングルウッドにある「ザ・フォーラム」で開催されるダブル世界タイトルマッチの観戦チケットが試合2週間を前に14,500枚が売られたことが分かった。残り3,000枚のチケットもソールド・アウトが濃厚となってきた。

 興行のメインイベントは、WBA・WBC暫定・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)対、IBF指名挑戦者・ドミニク・ウェイド(米)の一戦。セミ・ファイナルには、WBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が、マックウィリアム・アローヨ(プエルトリコ)を相手に4度目の防衛戦が行われる。

 ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズ トム・ローフラー氏は、過去に同会場で開催した興行で、試合2週間を前に、チケットを3000枚販売した実績があることから、残りのチケット約3000枚も2週間で売り切れると確信していると話す。2015年5月16日、ザ・フォーラムで開催したゴロフキン、ウィリー・モンローJr.戦、用意された12,500のチケットは完売。当日は、12,372人の観客を動員している。

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 メイウェザー、パッキャオが引退し、次世代のけん引役の1人として挙がるゴロフキン。2015年10月17日、ニューヨーク、マディソン・スクウェア・ガーデン(MSG)で開催された、デビッド・レミュー(カナダ)戦では、用意された20,748席が全て完売。米国東海岸だけでなく、西海岸でも高い知名度を得ている。現状、WBC世界ミドル級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)に次ぐ、興行価値のある選手に違いない。

 2015年10月17日、打撃戦必至と言われたデビッド・レミュー戦では、アウト・ボクシングを披露。「ファンにアウトボクシングできることを見せたかった」と語り、距離の管理の徹底、左ジャブを丁寧に使い距離を掌握。レミューに入らす隙を与えないスキルフル試合を展開。パンチだけでなく、戦術面でも高い水準であることを証明した試合である。

 2016年4月9日、長きに渡りボクシング界をけん引してきたマニー・パッキャオ(フィリピン)が引退。33歳となったゴロフキンに残された時間は限られてくる。リング外では、笑顔を振る舞うが、リングに上がれば獰猛になる、2面性を持ち合わす。これもゴロフキン人気の1つだろう。幼少期、貧困で育ったゴロフキン、「明日どうなるか分からない」そんな状況下で育った。ハングリーな最強王者は、スターに必要な要素を全て兼ね備えている。不足してるのはビッグ・ネームとの対戦だけだ。

(Via: boxingscene