「ファンが喜ぶ試合を見せたい」。現地時間13日、亀海喜寛(帝拳)は、日本のファンのみならず米国ファン待望のカード、ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)戦の公開練習で、現地メディアのインタビューでそう語った。亀海は、強豪ひしめくウェルター、スーパーウェルター級で世界タイトルマッチへのチャンスを掴む。

 亀海、ソト・カラス戦は、米国現地時間、2016年4月15日カリフォルニア州ロサンゼルスにあるベラスコ・シアターで開催。ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)が主催する「ラ・ファイト」シリーズのメインイベントとして行われ、エストレージャTVが午後10時(ET時間)より中継する。

 GBPはチケットの完売アナウンスをしたが、現地、ロサンゼルスはメキシコ系アメリカ人も多く居住していることもあり反響も大きく、GBPは追加チケットの販売を決定した。

 亀海は、現地インタビューで、「エキサイティングな試合を見せることができるでしょう。ソト・カラスについては、尊敬しています。彼は、多くの強豪との対戦のキャリアもつ選手で、戦うことができることを光栄に思ってます。”打撃戦必至”とファン、関係者の間で期待が高いことは知ってます。結果としてそういった試合になったとしても、勝ちにいくつもりです。”ファンを喜ばす試合をしたいです”」と語っている。

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 ウェルター、スーパーウェルター級は激戦区。「日本で戦っていてもチャンスは来ない」と亀海、本人も認識しているとおり、自らチャンスを求め北米のリングに上がらなければ、この階級でビッグネームとの対戦、世界タイトルマッチのチャンスを手にするのは難しい。

 北米で小さな試合から実績を積み、自身の認知度・知名度を上げ、勝敗だけでなく試合内容、ファンを喜ばせることができるかも、北米のリングへ上がるうえで重要な要素となる。最も、そのチャンスを亀海は、ロバート・ゲレロ戦で、激闘を演じ、多くのファンの心を掴み、米国で高い評価をえて、GBPと契約を果たしチャンスをつかんだといっていいだろう。

 亀海は、アルフォンソ・ゴメスに敗れ、後楽園ホールで復帰戦を行い勝利。ヘスス・ソト・カラスはウェルター級で、キース・サーマン、マルコス・マイダナ、アンドレ・ベルトとに対戦キャリアをもつ言わばウェルター級の門番である。

 米国、復帰戦でソト・カラスとの試合がメインイベントに決まった亀海。本人も認識しているとおり、このサバイバル・マッチの意味は大きく。ウェルター、スーパーウェルター級でトップ戦線に絡むには、ソト・カラスに勝利しなければ、ビッグネームとの対戦に繋げることは難しい。負けは許されない試合となる。

 ノンタイトルで行なわれるこの試合。亀海、ヘスス・ソト・カラスは154パウンド(スーパーウェルター級)のランキングには入っていないが、現地メディア、関係者、ファンの間でもこの試合の関心度は高い。その理由は、亀海、ソト・カラスともに年間最高試合にノミネートされた経験を持ち、好戦的ファイター同士の試合だけに好ファイトが予想されるからだ。

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(Via:ESPN And 帝拳