強盗および傷害の容疑に加え、体重超過を起こしWBA世界スーパーライト級王座を剥奪されたエイドリアン・ブローナー(米)は、米国現地時間2016年4月1日、ワシントンD.Cで、アシュリー・テオフェイン(英)と対戦し、9回TKO勝利。2015年9月に引退後は、自身が設立しているメイウェザー・プロモーションズのプロモーター業に従事するフロイド・メイウェザーJr.は、エイドリアン・ブローナーの次戦の対戦候補を挙げた。

 メイウェザー・プロモーションズ フロイド・メイウェザーJr.は、エイドリアン・ブローナーの次戦の対戦候補として、次期スター候補生のプロスペクトの1人、エロール・スペンスJr.(米)、元IBF世界ウェルター級王者・ショーン・ポーター(米)との再戦を挙げた。

 現地時間3日、米・ボクシングメディアFightHype.comのインタビューに応じたフロイド・メイウェザーJr.は、「メイウェザー・プロモーションズとして、エイドリアン・ブローナーの次戦の対戦候補として、エロール・スペンスJr.とのマッチメークを考えている。実現すれば良い試合になる。ショーン・ポーターとの再戦も良いね。

 マルコス・マイダナ(アルゼンチン)も考えているけど、彼は候補として考えてないんだ。彼は、私との試合で多くの報酬を得てリングから遠ざかっている状態だしね。私は、マイダナのことは誇りに思っている。彼はラフだったけど、手強い相手だったよ。エイドリアンにとって、マイダナは簡単な相手ではなかったよね。」と語った。

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 フロイド・メイウェザーJr.自身も太鼓判を押す、エロール・スペンスJr.は、ロンドン五輪代表。19戦無敗のサウスポーであり、ウェルター級での次期スター候補生の1人である。パンチは鋭角的であり的中率も良く強打をほこり、ポジショニングも良い、ややディフェンス面で不安はあるが順当なキャリアを積めば、フロイド・メイウェザーJr.が引退した後の後継者の1人であることに違いない。

 エロール・スペンスJr.は、フロイド・メイウェザーJr.を圧倒、エイドリアン・ブローナーを失神させたという都市伝説まである。フロイド・メイウェザーJr.は、ロバート・ゲレロ戦で、スペンスJr.をスパーリング・パートナーとして起用した経緯も有り、”スパーリングでメイウェザーを圧倒した”という噂は、話が盛られているということを考えても、メイウェザーJr.を追い込んだという事実があるのかもしれない。

 次戦は、クリス・アルジェリ(米)と対戦。キャリア最大の対戦相手を迎える。エロール・スペンスJr.は、次期スター候補に違いないが、ウェルター級実力者であるキース・サーマン、ショーン・ポーターと比較すると地味な印象があり、人気・知名度が欲しいのは事実。ビッグネームとの対戦で金星が欲しいところだ。

 最も次戦は、パッキャオ、カーン、プロボドニコフとの対戦経験もあるクリス・アルジェリとの試合が2016年4月9日に決定している。試合は、CBSで全米地上波で中継されることから、人気・知名度を得る最高の舞台が用意されている。インパクトのある勝利を手にすれば、近い将来世界タイトルマッチの機会が訪れるだろう。

(Via:boxingscene