バナー・プロモーションは、現地時間11日(金)、所属するルスラン・プロボドニコフ(ロシア)が、HBO(米・最大手ケーブルTV局)のライバル局であるShowtimeと契約したことを発表した。

 バナー・プロモーションのアーティ・ペルーロ氏は、Showtimeとの契約発表と併せて、プロボドニコフが次戦、2016年6月11日米・ニューヨーク州ベローナにあるターニング・ストーン・カジノ&リゾートで、ジョン・モリナJr.(米)と試合を行うことを発表。試合は、Showtimeの”SHO Championship Boxing”シリーズで中継される。

 ルスラン・プロボドニコフは、「長い間ずっとこの機会を待っていたんだよ。ファンに新しい試合を届ける為にね。Showtimeは、私をスター候補として期待してくれてるんだ。私はそれに応え、Showtimeやファンを失望させたりはしないよ」と語っている。

 アーティ・ペルーロ氏は、「我々は、ルスランがShowtimeと契約したことで、彼のキャリアの最高位になると考えている。エイドリアン・ブローナー、ダニー・ガルシアとビッグネームとのビッグマッチも実現できる。

 HBOは、ルスランに興味を示さなかったし、交渉テーブルには何も用意されてなかった。彼らは、予算に問題を抱えていたからね。我々は、WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)との試合はするつもりは無かったよ。それは、ルスランのキャリアにとって良い方向だとは思っていないからね。」と語っている。

Sponsor Link

 プロボドニコフとHBOの契約が切れ、兼ねてからプロボドニコフとの契約に興味を示していたShowtime Sportsスティーブン・エスピノーザ氏は、「国際ボクシング殿堂式典が行われる週末に、Showtimeでルスランのデビュー戦が決まったことに興奮している。エキサイティングなファイトになることを期待しているよ」と語った。

 プロボドニコフは、2015年4月、米・ニューヨーク州ヴェローナにあるターニング・ストーン・リゾート&カジノでルーカス・マティセ(アルゼンチン)とノンタイトル12回戦で試合を行い、0−2の判定で破れ、11月7日モンテカルロで、ヘスス・プルデンシオ・アルバレス・ロドリゲスと復帰戦を行い、勝利している。

 ジョン・モリナJr.は、2015年3月、米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで、エイドリアン・ブローナー(米)と対戦し、3−0の判定負け。その後の、薬物検査で禁止薬物として指定されているフロセミドが検出され、陽性反応を示した。NSAC(ネバタ州アスレチック・コミッション)は、ジョン・モリナJr.へ9万ドルの罰金と、7ヶ月の試合出場停止処分を科した。

 プロボドニコフは、スーパーライト級〜ウェルター級までを視野に入れ、ジョン・モリナJr.戦後ビッグマッチを目論んでいる。Showtimeと契約したことにより、以前噂があったエイドリアン・ブローナーとのマッチメークも実現可能だ。

 ウェルター級には、ダニー・ガルシア、マルコス・マイダナ、ショーン・ポーター、キース・サーマンと実力者も多い。プロボドニコフは、タイトルマッチでアルジェリ、直近でマティセに敗れているとは言え、ファイト・スタイルからファンも多くマーケットの需要は依然として高い。プロボドニコフがジョン・モリナJr.を下せば、2016年後半にもビッグマッチが期待できるだろう。

関連記事:クロフォード、プロボドニコフ戦は消滅、次戦の対戦候補は?

(Via: ESPN)