WBO世界ウェルター級王者・ティモシー・ブラッドリー(米)が、同王座を返上したことを発表した。ティモシー・ブラッドリーは、WBO(世界ボクシング機構)パコ・バルカルセル会長へ、同王座を返上することを正式に通知。ブラッドリーが返上し空位となったWBO世界ウェルター級王座決定戦は、2016年3月5日、ワシントンD.Cで、ジェシー・バルガス(米)と、サダム・アリ(米)の間で争われることが決まっている。

 ティモシー・ブラッドリーは、「私にとって、王座を返上することは苦渋の決断だった。ただ、私は、4月9日ラスベガスでマニー・パッキャオと対戦するにあたり、WBOから命じられているサダム・アリとの指名戦に応じることが出来ない。ベルトも大事だけど、私にとって大きな試合をすること、ファンに最高の試合を提供することは最も重要なことなんだ。」と語っている。

 WBO・パコ・バルカルセル会長は、ティモシー・ブラッドリーの王座返上を受け、「あなたが、常にファンに最高の試合を提供したいこと。あなたにとってパッキャオとの3戦目がキャリアにとって重要な転機となることを理解しています。あなたは、WBOスーパーライト級、ウェルター級でリスペクトできるチャンピオンでした。WBOは、常にあなたにオープンです」とブラッドリーの決断に理解を示した。

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 ティモシー・ブラッドリーは、米国現地時間2016年4月9日、ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで、マニー・パッキャオ(フィリピン)と3戦目を行うことが決まっている。この試合は、ブラッドリーの王座返上によりノンタイトル戦となる。

 WBOは、パッキャオ、ブラッドリーの勝者に特別な認定を準備していると述べている。また、ブラッドリーが将来的にWBO王座を獲得した際は「スーパー王者」と認定する方針を示している。「スーパー王者」は特例が認められ、通常であれば14ヶ月以内に指名防衛戦を行う必要があるが、18ヶ月間に延長することができるという。

 WBOの規定によると、「スーパー王者」には他にも特例が認められ、統一戦、ボクシング・ファンが望むビッグマッチは、指名戦を延期することできると記述されている。「スーパー王者」認定の基準は、HBO、ShowtimeなどのメガケーブルTV局との契約。防衛回数、統一王者などが条件になり決定すると規定に定められている。

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(Via: boxingscene)