K2プロモーションは現地時間10日、WBA・WBC暫定・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)が、米国現地時間2016年4月23日カリフォルニア州イングルウッドにある「フォーラム」で、IBF世界ミドル級ランキング3位のドミニク・ウェイド(米)を相手に16度目の防衛戦を行うことを発表した。

同興行には、対戦相手はまだ未定だが、パウンド・フォー・パウンド最高位に君臨するWBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が再びゲンナディ・ゴロフキンとの共演を果たすことが決まっている。試合は、HBO(米・最大手ケーブルTV局)が午後10時(ET時間)より配信する。

K2プロモーション トム・ローフラー氏は、「2013年カリフォルニアにあるスタブハブ・センターで試合後、南カリフォルニアの多くのボクシング・ファンは、ゲンナディの虜となったんだ。我々は、多くのスポーツ・イベントが行なわれる伝統的な「フォーラム」で再び試合が行えることを光栄に思っている」と語っている。

ゴロフキンは、「ロサンゼルスは多くの友人もいるし、多くのボクシング・ファンがいる場所で試合を行えることに満足しているよ。ドミニク・ウェイドは、無敗のトップコンテンダーでハングリーなファイター。それに加え高いスキルを持っている。ドミニクとの試合は私にとって大きなテストとなるだろうね。」と語っている。

大物アドバイザー・アル・ヘイモンと契約するドミニク・ウェイドは、「4月23日、GGGと戦うチャンスを得られたことにとても感謝しているよ。私は、ここに来るまでにハードなトレーニングを積んできたんだ。私は、彼へ挑戦する準備が出来ている。」と語っている。

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 トム・ローフラー氏は、ドミニク・ウェイドはゴロフキンとの戦いに同意する際、全く尻込みしなかったと話している。ドミニク・ウェイドは、18戦全勝の無敗のレコードを持つがまだトップコンテンダーとの対戦経験は無く、売り出し中の25歳のホープ。

ドミニク陣営としては、ゴロフキンとの対戦は大きなリスクを背負うが、まだ殆ど知名度がない今、ゴロフキンと試合をすることのリスクはそれ程重要ではなく、リスク回避するより多くのものを得られると判断したのだろう。

HBO、ヘイモンとの関係は改善か!?

2016年、HBOは長きにわたりアル・ヘイモン傘下の選手をリングに上げることを拒絶してきたが、2016年5月7日ネバタ州ラスベガスにあるT-MobieアリーナでWBC世界ミドル級サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)と対戦するアル・ヘイモン氏がアドバイザーを務めるアミール・カーン(英)のマッチメークを承認。それに続き、ゴロフキンと対戦するドミニク・ウェイドとの試合も承認した。

HBO ピーター・ネルソン氏は、2016年ビッグマッチを模索。今後は、プロモーターを問わずにビッグマッチを提供していきたい意向を示している。2015年5月には、メイウェザー、パッキャオの「世紀の一戦」が行われ、2016年ビッグマッチの機運が高まっている中、TV局、プロモーター間の障害が原因でビッグマッチが消滅しては、このまま停滞が続く懸念さえある。

ミドル級であれば、ゴロフキン、ジェイコブスなどの好カードも考えられる。しかし、それを実現するにはお互いが歩み寄らなければ実現は難しい。今後に期待したい。

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(Via:ESPN