WBA(世界ボクシング協会)は、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)と、同級正規王者・ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)の勝者と、暫定王者・ジェスリール・コラレス(パナマ)との王座統一戦を行うよう命じた。

 先日、WBAは、内山高志とハビエル・フォルトゥナ陣営へ、王座統一戦をするよう命じていた。WBAは、長きに渡りスーパー王者、正規王者、暫定王者、休養王者と王者を乱立してきたが、WBAヒルベルト・メンドサJr.会長は、「王者を1人にする」と宣言。WBAは制度の改革に向け、スーパーフェザー級、バンタム級で王座統一戦を命じていた。

 WBAヒルベルト・メンドサJr.会長の改革案は、長きに渡り王者を乱立し、ボクシング関係者のみならず、ボクシング・ファンからも王者の権威が薄れるなど多くの批判が上がったことが、方針転換を決めた要因の1つだろう。順序から言えば、正規王者と暫定王者が統一戦をすべきなどあるが、WBAの宣言から一連の行動までは一定の理解はでき、今後に期待できそうだ。

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 WBAは、内山高志、フォルトゥナの王座統一戦の他、WBA世界バンタム級スーパー王者・ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と正規王者・ジェイミー・マクドネル(英)の王座統一戦を命じ勝者と、ザナ・サキヤノフ(カザフスタン)との王座統一戦を義務付けている。

 今の所、バンタム、スーパーフェザー級のみ王座統一戦を支持しているが、WBAの働きで王座統一戦の期待がかかる試合は、WBAスーパー・WBC暫定・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)と、正規王者・ダニエル・ジェイコブス(米)。WBAスーパー・WBO世界フライ級統一王者・ファン・フランシスコ・エストラーダと、正規王者・井岡一翔(井岡)この辺りが決まってくれば、面白そうだ。

 内山、フォルトゥナの試合については、内山の所属ジムのワタナベジム・渡辺会長は、「確かに話しが来ている。戦わざるをえない」とWBAから命じられた王座統一戦を承諾する構えを見せている。渡辺会長は、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との交渉を断り、フォルトゥナとの王座統一戦は「試合は海外でやるつもり」と海外で試合をする意向を示している。

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(Via: ESPN